"AppleCare+(延長保証)"の代替として選択肢となるスマホ・モバイル保険について考えてみましょう。
"AppleCare+(延長保証)"に加入しなくてもApple製品の購入時についてくる"1年限定保証AppleCare"とスマホ・モバイル保険類を組み合わせることで安価に過失損傷などに対応することができます。
そこで、"AppleCare+(延長保証)"に代わる保険を探しました。ここでは3社の保険について比較をします。
✔︎ スマホ保険(justInCase社)→スマホ対象、通信会社の制限なし)
✔︎ スマホ保険(Mysurance社)→スマホ対象、格安SIM専用
✔︎ モバイル保険(さくら少額短期保険社)→モバイル保険、モバイル機器全般対象
いずれも特徴がありますので、保証対象・範囲や条件を確認していきましょう。
なお、一般のスマホ保険、モバイル保険は"AppleCare+(延長保証)"の特徴であるテクニカルサポートの類は含まれていません。テクニカルサポートが必要なユーザーは"AppleCare+(延長保証)"一択になります。
目次
"AppleCare+"の代替としてのスマホ・モバイル保険比較一覧
今回取り上げる3社の保険比較表です。(クリックすると別ウインドウで閲覧できます)
スマホ限定、格安SIM限定、モバイル機器全般が対象となるなど各社で対象範囲が異なります。
月額の掛け金も各社各様で400円程度から1,000円近くまであります。
保証範囲や免責内容には大きな違いが見られません。
モバイル機器全般が対象となるモバイル保険が柔軟に利用できる分、複数端末を所有するユーザーには便利かもしれません。
いずれも免責事項があることやメーカー保証範囲は対象外となる点について把握しておく必要があります。
スマホ保険(justInCase社)
iPhone、Androidスマホが対象になります。
通信会社は限定されません。一方で月額の掛け金は端末によって格差があります。
iPhoneの場合、最新でハイエンドの端末の掛け金は月額で1,000円近くになります。
Android端末の掛け金は安価で一定です。
修理は自己負担金が必要で修理回数に従って自己負担金が積み上げられます。
加入4ヶ月目以降は掛け金が平均3割程度割引になるのが特徴です。取扱の丁寧さをアプリでスコア化して割引率が変動します。
1契約1台となります。
スマホ保険(mysurance社)
格安SIM専用です。そのためdocomo、au、SoftBankで契約している端末は加入できませんが、サブブランドは加入可能です。
プランが2種類あります、画面割れや画面損傷だけが心配なら月額200円のプランで十分でしょう。
修理の際は3,000円の自己負担金が必要です。
1契約1台となります。
モバイル保険(さくら少額短期保険社)/モバイル端末が対象
モバイル機器全般が対象です。そのため複数端末を3台まで契約して柔軟に活用することができます。
スマホ、タブレット、PC、Mac、スマートウオッチ、ゲーム機、ワイヤレスイヤフォンなどWiFiやBluetoothを内蔵した端末で新規購入から1年以内(メーカー保証がある状態)であれば加入可能です。
月額費用が700円ですが、3台登録して幅広くリスクを回避することができます。
スマホ・モバイル保険の注意点/メーカー補償とのすみ分け
ここで紹介した3社の保険について共有の注意事項は次の通りです。
✔︎ メーカー保証の範囲は対象外となり保険金が支払われません
✔︎ 故意、重大な過失、法令違反、自然の消耗や劣化(バッテリーも)、機能に影響しない外観上の損傷などは対象外となり保険金が支払われません
また、各社の約款により保険金の支払い条件や免責事項が細かく設定されています。
保険加入の際は約款を確認してください。
スマホ・モバイル保険まとめ
いかがですか?
お持ちの端末の構成に合わせて上手に活用できそうですね。
メーカーの1年保証とスマホ・モバイル保険を組み合わせて安価にリスク回避ができます。

AppleCareとスマホ・モバイル保険の活用
もちろん1年保証だけで故障したら潔く修理費用を支払うという選択肢もありです。
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