今回は先日導入した格安SIM、Biglobeモバイルの高速移動時と混雑する東京駅での通信速度の話題です。
2019年12月6日(金)の午後6時台から7時台の東京駅ではそこそこ速く快適で満足していたのですが、東海道新幹線のホームに上がった途端に急激に速度低下しました。結局、新幹線の発車直後まで低速で、その後、急激に速度が上がっていくという状況に遭遇しました。
今回はその時の測定結果と新幹線での高速移動中の速度について共有します。
東海道新幹線乗車前と乗車直後の速度(18:33-19:21)
この日東京駅に着くとさっそく速度を測定。改札に入る前から良好な速度を示します。
いよいよ東海道新幹線に乗車しようとホームに上がって速度を測定すると急激に速度が下がりました。普段から厳しいエリアであることは理解していましたが、17番ホームに上がった途端の出来事でした。
それにしても厳しい速度です。19時21分の1回目の測定が64Kbps、同じく19時21分の2回目の測定が11Mbpsということでわずかの間にこれだけの格差があります。
新幹線が発車して間も無く19時21分を過ぎると途端に速度が戻ってきます。その後は何事もなかったかのように良好な速度を示します。
東海道新幹線の発車前後の速度(19:25-20:46)
次に高速移動中の速度ですが、こちらは特段大きな問題はありません。走行する場所によっては速度低下が見られる箇所はありますが、使用上の問題はありません。
9.6Mbps、1.5Mbps、2.0Mbpsの速度はいずれも東京駅から品川駅の区間に測定したものです。速い、とはいえませんが通常使用であれば全く問題のない速度域です。
このあとは高速移動にしては良好な速度を示します。所々、急激に速度が落ちるエリア(130Kbps)がありますが、それも短時間ですぐに速度を戻してきます。
東海道新幹線乗車時の端末の使用感
走行中はストリーミングで音楽を聞いたり、ビデオクリップや映画をストリーミングで楽しんでいました。使用上の問題はなく途中で動画が止まったりということもなく、快適に使用することができました。実際には既出の通り、速度の幅は大きいと思われますが、体感上は不都合を感じる場面はありませんでした。
まとめ
以上のように駅の特定の箇所では極端な速度低下がありましたが、それ以外では通信速度の点での問題はありませんでした。速度も快適ですが、今回の導入ではシェアSIMで複数枚のSIMの月間のデータ量を一括で管理する関係でそれぞれの端末のデータ量を気にすることなく使用することができたのは精神面からもメリットを感じました。
今後は月々のデータの使用状況を見ながら月単位でのプラン変更でコスト管理も行っていきます。
<TangerinのGadget Channel>2019年12月9日