楽天モバイルUN-LIMIT2.0をiPhone SE(第2世代)で 使ってみました!(eSIM版)

もはや格安SIMではなくなった第4のキャリア、楽天モバイルのRakuten UN-LIMITを契約しました。

私は動作保証対象外である第2世代のiPhone SEを楽天モバイルのeSIMで運用しています。利用できるサービスに制約はありますが、今のところ快適に使えています。

失敗談や制約の内容などふまえて説明します。楽天モバイルUN-LIMITの契約前に理解しておくべく点がありますのでよく読んでから契約を検討してください。

概要と最後のまとめだけ読んでもおおそよ理解していただけると思います。

※この記事の情報は2020年5月現在のものです。2021年現在では楽天モバイルのiPhone対応状況は当時と異なります。

楽天モバイル UN-LIMIT2.0 (eSIM版)概要

iPhone SE(第2世代)

まず結論も含めて簡単に状況をお知らせします。

契約にはいくつかの注意点があります。

注意1.契約後に届くメールには注意が必要です。誤って2回契約すると後の手続きが面倒です。

注意2.eSIMを契約するにはwebでの手続きの途中でSIMの種類をeSIMに変更する必要があります。

楽天によるとiPhoneシリーズは動作保証対象外ですが、私が使用する第2世代のiPhone SEは制約はありますが使えています。また、楽天モバイルは動作対象保証外ながらiPhoneシリーズの製品別の動作状況を公開しています。2018年9月以降に発売されたiPhoneはいくらか制約はありますが、使用できるようです。

※動作保証対象外であることに変わりはなく、自己責任になります。

電話かけ放題になる"楽天Link"はiPhone本体では使えませんAndroidスマホがあれば使用することはできますこれは2台持ちになることを意味します。楽天Linkを使わずにiPhone本体からの電話発信は可能ですが、30秒20円の通話料がかかります。電話をほほとんど使わない方は気にする必要はありません。

あなたの行動範囲が楽天の電波圏にあって楽天モバイルが動作保証するAndroidスマホをお使いの方はフルサービス利用できます。この方法が一番手間がかからず安全です。

「そこをなんとかしたい」と思う気持ちはわかります。私はiPhoneユーザーですから気持ちは同じです。iPhone XS,XS MAX,XR以降のiPhoneであれば通話とデータ通信という基本的な機能は使用できそうです。実際に私が使っています。(楽天は動作保証していませんのであくまで自己責任になります)

一般的な格安SIMや大手キャリアとの比較

料金は2020年5月3日現在、契約後1年間無料(300万人まで対象)で以降は月額2,980円(税別)でデータ通信も電話(楽天LInk利用が条件)も使い放題なので他社と比べると圧倒的にお得といえます。

速度は平凡(私の環境で30Mbps〜60Mbps)で早いとはいえませんが十分使えています。

使い放題(データ上限なし)で制限されても1Mbps(私の環境では2〜3Mbps)です。一般的な格安SIMが制限時200Kbpsが一般的ですからこの点でもメリットは大きいです。一部の格安SIMはオプションで500Kbps制限もありますが、これと比べてもかなり速いです。

実際の速度制限時の数値実績です!(楽天圏内1日10GB消費後)

 

 

 

 

 

 

 

楽天圏内では1日10GB使うと1Mbpsに制限されるとのことですが、実際には2〜3Mbpsという実測値を示しています。(2020年5月3日現在)

パートナー圏内(au)では月間5GB消費すると1Mbpsに制限されます。筆者は楽天電波の圏内でしか使用していませんのでパートナー圏内(au)での制限時の実測値はわかりませんが、1Mbpsになると想定しています。

実際に導入した翌日に、楽天圏内で11時間、YouTubeの動画で使いましたが速度制限はかかりませんでした。そもそも1日で10GB使おうと思ったらYouTubeの動画試聴くらいでは消費しないのかもしれません。大量のファイルのダウンロードなどしないと消費できません。既出の通り実際に10GB以上消費しても実際の制限時は2〜3Mbpsの速度です。

また制限されたとしても大量のデータダウンロードやアップロードをしない限りものすごく困るということはありません。

話が速度制限にそれてしまいましたが、様々な側面で考えても他社とは比較は難しいといえます。楽天モバイルはいわゆる格安SIM(MVNO)ではなくMNOとなり第4のキャリアになりましたが、他社とは一線を画します。今後、比較すべきは通信の安定性ということになりますが、まだ始まったばかりなので評価はこれから、ということになります。

※通信速度についての説明

1Mbpsとは1秒間に100万ビット(12万5千バイト、理論上の最大値)のデータ送信ができるということです。数字の大きい方が速度が速いです。

500Kbpsと"Kbps"という表記もありますがこれは"Mbps"より小さい単位です。例えば500Kbps=0.5Mbpsということになります。1バイト=8ビットになります。

デメリット

XR以降(2018年9月以降)のiPhoneは制約はありますが楽天の電波圏内にいる限りデータ通話、通信、SMSが使えるようです。実際、私はiPhone SE(第2世代)で使えています。

iPhoneの場合、電話がかけ放題になる”楽天Link”は使えません。楽天モバイルがiOS用の”楽天Link”アプリを提供していないためです。ただし、これには裏技というか2台持ちにはなりますが通信ができるAndroidのスマートフォンがあれば利用することができます。Androidスマホはデータ通信専用SIMでもかまいません。Androidスマホで”楽天Link”をダウンロード&インストールして、アプリで設定を行えばAndroidスマホで電話をかけることができます。でも、この運用はとても面倒ですよね。

次に初期設定のAPN設定は手動でやる必要がありますが、操作はとても簡単で所定の欄2カ所に"rakuten.jp"と入力し、"LTE,VoLTE"をオンにします。これでデータ通信とテザリングが可能になります。

副回線のLTE、VoLTEの設定1

副回線のLTE、VoLTEの設定2

 

楽天のアンテナ設置はまだまだこれからです。今のところ大都市圏であれば楽天圏内で概ね使用することができます。

概ね楽天の電波圏に入る都市は東京23区内、千葉、川崎、横浜、さいたま、名古屋、京都、大阪、神戸やその周辺の一部です。他の都市でも楽天の電波圏内に入るエリアはいくらかありますが、範囲がごくわずかです。こうした都市以外ではパートナーのau圏になりますのでiPhoneでの使用にはかなりの制限があると考えた方が良いでしょう。

※詳細な電波圏については楽天モバイルのWEB(通信・エリア)でご確認ください。

上記の大都市圏に住んでいる、または行動範囲に入る方はXR以降のiPhoneであればほとんど困ることなく使えるものと思います。

またアンテナ設置も順次進んでいくものと思われます。当面は楽天電波圏の拡大に期待したいところです。

メリット

データが使い放題になります。これも事実上、楽天の電波圏内という条件付きです。実際に固定回線の代わりに使ってみましたが、今のところ不具合や困るようなことはありませんでした。ただし1日10GB消費した時の速度制限はそこそこ使えますが、やや厳しいと言わざるを得ません。

楽天電波の圏内に限りますが、事実上、データ量は追加する必要はありません。パートナー圏内の場合は1Mbps速度制限(実際には2〜3Mbps)で我慢できればということにはなります。

eSIMが使えるというのはeSIM対応端末を使うユーザーにはメリットになります。現在のところ、eSIMは日本国内ではIIJmioが先行して展開しており、楽天が2社目ということになります。

楽天モバイル UN-LIMIT2.0キャンペーン

筆者の活用内容

urban

私は現在、iPhone SE(第2世代)を使用していますが、楽天UN-LIMITのeSIMを副回線で使用するために契約し、主回線のBiglobeモバイル月間データを6GB(月額3,400円)から3GB(1,600円)のプランに変更しました。本当は主回線を通話機能だけのSIMにしたいところですが、現在は楽天UN-LIMITは私にとって検証中の位置づけなので、しばらく様子を見ることにしています。電話はBIglobeモバイル、データ通信を楽天UN-LIMITで運用しています。これでデータ量を使い放題にしています。楽天電波の圏内に限りますが、データ消費を気にせずに通信を利用することができるので助かります。

申し込み

申し込みは楽天モバイルのWEBで行いました。楽天モバイルのWEBサイトから行うと楽天のサイトに遷移して購入とプランやSIMの種別選択などを行うことになります。

注意点はeSIMで申し込む場合は購入確定後のプラン等の選択時にeSIMに変更するということです。これをしないと物理SIM つまり普通のnanoSIMが届きます。SIMカードの交換手数料が3,000円必要になりますので間違えないように注意してください。

300万人までは1年間月額料金が無料になりますが、契約初期の費用3,000円(税別)は必要です。ただしキャンペーンでWEBで申し込めば、後にポイントで還元されます。

もう1点注意があります。購入確定、プラン決定し契約手続きを終えた後、翌日に「契約を完了していない場合は契約を完了するように」というメールが届きましたが、プラン決定から契約まで完了している場合は無視してください。申し込み完了後にmy楽天モバイルにログインできますのでmy楽天モバイルで「申し込み番号」と「出荷準備中」の表示があれば数日後にはSIMまたはeSIMのバーコードが発送されます

申し込み番号と出荷準備中の表示があれば契約は完了しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はここで失敗して契約が2件になってしまいました。その後、楽天モバイルに電話連絡して後で申し込んだ契約をキャンセルしてもらい、サポートの指示に従って2件目のSIMカードを受け取り拒否して事なきを得ました。受け取ってしまうと料金が発生するそうです。また楽天はメールの問い合わせがなく、メッセージでの問い合わせはありますが、あとは電話ですが、繋がるまで時間がかかるので覚悟が必要です。

まとめと課題

いろいろ説明してきましたが、現在のところは動作保証対象外のiPhone SE(第2世代)で快適に使用できています。ただし、通信の快適さについては諸条件あります。

今後、懸念されることがあります。一つ目は今後の楽天モバイルの契約回線数の増加に伴う通信への影響緊急事態宣言解除後の通信の混雑状況です。2つ目は楽天モバイルの今後の対応改善の進捗です。例えばアンテナ基地局設置の拡大状況やiPhone対応の動向などが挙げられます。

冒頭に記載した大都市圏に住んでいるAndroidユーザーなら大きな障害なく使用することが可能でしょう。

全体をまとめると次のようになります。

1.iPhoneXS,XS MAX,XR以降のiPhoneは通話とデータ通信が使用可能。楽天電波圏内ではSMSも使用可能

2.楽天Link(電話アプリ)はiPhone本体では使用できないがネットに繋がるAndroidスマホがあれば利用可能(2台持ちになる)

3.事実上の無制限データ通信が可能。制限されても1Mbps(実態は2〜3Mbps)にとどまる。この条件をユーザーが許容できれば問題なし。

4.事実上の無制限で月額2,980円(税別)は破格のお値段

5.現時点(2020年5月3日)では快適に使用できている。(iPhone SE 第2世代、楽天電波圏内)

6.契約回線数増加に伴う通信の混雑に関する懸念

7.新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言解除後の通信の混雑に関する懸念

8.iPhone対応の改善への期待。特に楽天LinkとSMSの対応。

いかがでしたか?

私は無料1年の期間に楽天LinkがiPhoneに対応し、SMSがパートナー回線でも可能なるかもしくは楽天のアンテナ設置が順調に進み楽天の電波圏が拡大すればメインの回線としてMNPで移行する考えです。そうならなくてもおそらくメインに移行していると思います。

なお、300万名までは1年間月額料金が無料になるのでお試しでの使用と考えても良いと思っています。この機会に契約して1年かけて主回線にする、サブのままデータ通信用として使用するのもアリだと思います。

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