2023年/格安SIMおすすめ乗り換え先!早見表でメリット・デメリットを比較!

大手キャリアの解約金の撤廃、MNP手数料の廃止、料金プランの多様化など格安SIMやキャリアのサブブランドが選びやすい状況になりました。

そこで、この記事では格安SIMやキャリアのサブブランドを比較検討のための解説をします。

結論としては・・・

・中容量プランは"ahamo"、"povo2.0"がおすすめ

ahamoのおすすめポイント!

"ahamo"(docomo)はワンプラン月額2,970円で20GBまで使えて、超過後は最大1Mbpsで通信できます。さらに1回5分までの国内通話が何度でもできます。

povo2.0のおすすめポイント!

"povo2.0"(au)は様々なトッピングプランがあり、選択肢が多いので使い方の変化に応じてプランを選択できます。

"ahamo"と"povo2.0"はオンライン専用プランですが、ネットでの手続きに慣れている方には難しさは感じないでしょう。

・小容量プランは"LINEMO"、"IIJmio"、"OCNモバイル"がおすすめ

"LINEMO"(Softbankのオンライン専用プラン)と"OCNモバイル"は月額990円で3GBまで、"IIJmio"は月額990円で5GBまで使えます。月間の通信量が3GBまでのライトユーザーなら通話定額プランを付けても格安で利用することができます。

各社ともお得なキャンペーンを利用して乗り換えを検討するのも良いでしょう。

格安SIMおすすめ乗り換え先!早見表でメリット・デメリットを比較!

まず、10ブランドのプラン比較を一覧にまとめましたのご覧ください。文字が見づらい場合はクリックして別ウインドウで閲覧してください。(OCNモバイルはdocomoの新プランリリースに伴い新規契約停止になりました)

‎通信各社の比較(2023年6月)
‎通信各社の比較(2023年6月)

料金体系を見ると"ahamo"(docomo)、"povo2.0"(au)、"LINEMO"(Softbank)、"IIJmio"が際立ちます。

中容量プラン"ahamo"は月額2,970円で20GB使えて5分定額通話付きです。「それなら"ahamo"で十分」ということになります。

小容量プランでは"LINEMO"の月額990円で競合します。(通話定額プランは別オプションです)

"IIJmio"に至っては月間5GBまでで990円と絶妙な料金です。"3GBではちょっと微妙"という方にはオススメです。(通話定額プランは別オプションです)

さらに、通信速度を抑える形で事実上の使い放題で低価格を実現しているのが"mineo"(+パケット放題Plus)です。

・"mineo"(パケット放題Plusオプション)は最大1.5Mbpsの速度で事実上の使い放題
・"mineo"の新プラン"マイそく"は常時1.5Mbpsで月〜金の昼12時台を32Kbpsの超低速で使い放題、月額990円という他社にはないサービス展開

ではここから各ブランドの特徴についてポイントを記載します。

詳細は既出の一覧表で確認してください。

ahamo(docomo)の特徴(5分通話付き)

月額2,970円で月間20GBまで、超過後は最大1Mbpsの通信速度で利用可能。1回につき5分の通話込み。さらにahamo大盛りプランが月額4,950円で月間100GBまで使えます。データ量超過後は最大1Mbpsで通信可能。

データ通信だけでなく通話も使いたいユーザー向け。

デメリットはサポートがオンライン対応のみという点で、リアル対応を望むユーザーには不向き。

通話定額プランがオプションとなる"LINEMO"や"povo2.0"は2,728円ですがその差はわずか242円です。「それなら"ahamo"契約しちゃえ!」となります。差額の242円は約5分の通話1回で吸収できます。

SIMフリーのスマトフォンでも利用できますが、docomoのオンラインショップで購入することもできます。

参考リンク→https://ahamo.com/ (ahamo/外部リンク)

LINEMO(Softbank)の特徴(LINEデータ消費カウントなし)

月額2,728円で月間20GBまで、超過後は最大1Mbpsの通信速度で利用可能。

LINEアプリのデータ消費カウントなし。

定額通話プランは別。

データ通信は十分な容量でさらにLINEのデータ通信は消費しない(ノーカウント)

月額990円で3GBのプランもあり。(3GB超過後は最大300Kbpsの低速通信)

デメリットはサポートがオンライン対応のみという点とスマートフォン端末の販売がないという点です。

参考リンク→https://www.linemo.jp/(LINEMO/外部リンク)

iPhoneとMac

povo2.0(au)の特徴(トッピング充実)

データの使い方は様々で7日間1GBから180日間150GBまで多種多様。24時間データ使い放題は330円で使い方次第ですが実態はほぼ48時間利用可能。トッピング無しの状態だと最大128Kbpsの通信速度。

定額通話プランは別途オプション。

データトッピングだけでなくコンテンツトッピングも少ないながら利用価値があります。筆者はDAZNを利用しています。

"povo2.0"にアップデートされたことでミドルユーザー・ヘビーユーザーに使いやすくなりました。

au回線なので通信品質は安定しています。

デメリットはサポートがオンライン対応のみという点で、リアル対応を望むユーザーには不向き。

"povo2.0"契約手数料と基本料金"0円" DAZNのトッピングのため2回線目に契約!

参考リンク→https://povo.jp/(povo/外部リンク)

UQモバイル(KDDI)の特徴(データの翌月繰越可能)

くりこしプランMは月額2,728円で月間15GBまで、超過後は最大1Mbpsで利用可能。定額通話プランは別途オプション。

余ったデータの翌月繰越が可能。価格メリットが少ないが、ahamo、LINEMO、povoのキャリア3ブランドは余ったデータの繰り越しができないため、UQモバイルは繰越可能がメリット。

auのサブブランドなので通信品質や対応は安定しています。

参考リンク→https://www.uqwimax.jp/(UQモバイル/外部リンク)

Y!mobileの特徴(割引条件次第でお得)

条件が揃えば割引を受けられるが限定的なのでオススメしない。

月間3GBで12,178円、15GBで3,278円、25GBで4,158円と全般的に割高の印象。

ソフトバンクのサブブランドなので通信品質や対応は安心感あり。

割引条件が合致するユーザーには好まれるが、乗り換えの余地がなくなるので、万人向けではない。

参考リンク→https://www.ymobile.jp/(Yモバイル/外部リンク)

iPhoneとMac

楽天モバイルの特徴(ワンプランの従量金額)

ワンプランでデータ量に応じて料金が変動するのでプラン選択の必要がない。
事実上の使い放題であるが電波エリアの点で難点がある。
大都市圏またはサブ回線利用ならほぼ問題はない。
2023年10月にプラチナバンドを獲得したものの、電波の繋がりやすさが他の3キャリア並みになるにはまだ数年を要すると想定する。

筆者の現在のメイン回線(2024年1月現在)

参考記事→楽天モバイルはつながらないの?エリア、料金など総評価!大都市や副回線なら問題なし!

参考リンク→https://network.mobile.rakuten.co.jp/(楽天モバイル/外部リンク)

mineoの特徴(パケット放題Plusオプションで使い放題)

パケット放題Plus(最大1.5Mbps)をセットで利用することでほぼ使い放題
通信速度は気にしないがデータの消費量を気にしたくないユーザー向け。

新たに"マイそく"プランが開始され1.5Mbpsの速度で使い放題になるが、月〜金曜日の昼12時台の通信速度が32Kbpsと超低速となるため昼12時台に通信をしないユーザー向けとなります。

※mineoは2022年8月下旬よりAタイプ(au)でeSIMのサービス提供を開始しました。

参考記事→【ユーザーが徹底解説】mineoは遅い? おすすめ料金プランはマイピタ+パケット放題Plus!

参考記事→mineo"マイそく"は電話しか使わない、平日昼に使わない人にピッタリ!

参考リンク→https://mineo.jp/(mineo/外部リンク)

Biglobeモバイルの特徴(エンタメフリーでYouTube使い放題)

エンタメフリーオプションでYouTubeや音楽ストリーミングサービスなどが使い放題。対象サービスが限定される点に注意。

小容量プランから中容量まであるが価格メリットが無い。

参考記事→格安SIM/Biglobeモバイル はエンタメフリーでYouTube見放題!コスパ良し!

参考リンク→https://join.biglobe.ne.jp/mobile/(Biglobeモバイル/外部リンク)

donedoneの特徴(最大3Mbpsで50GBまで)

月額2,728円、最大3Mbpsの通信速度で月間50GBまで利用可能。50GB超過後も最大1Mbpsで通信できる

Biglobeの新ブランド。

3Mbpsあればほとんどの通信においてストレスなく使用することが可能。動画や音楽ストリーミングサービスなら十分利用可能。

ただし、高速な通信や低遅延を要求するサービスには不向き。

参考リンク→https://www.donedone.jp/(donedone/外部リンク)

IIJmioの特徴(データ量の設定が安心)

一般的に各社のプランは3GBまでの区切りが多いが、IIJmioは5GBで区切っているため「3GBでは不安」というユーザーには絶妙なプラン体系。通信品質が安定しています。

参考記事→"IIJmio"ギガプランは安定の通信速度と料金の安さが魅力!

参考リンク→https://www.iijmio.jp/(IIJmio/外部リンク)

スマートフォン端末保証ならモバイル保険

回線契約中心に説明してきましたが、ここで端末の保障について触れておきます。

各社とも端末の保証・保険の用意がありますが、乗り換えることを想定すると保険は別に契約しておいた方が良いでしょう。

こうした保険はいくつかありますが、さくら少額短期保険の"モバイル保険"がおすすめです。

モバイル保険は月額700円でモバイル端末3台まで保証対象になります。しかもスマホやタブレットだけでなくスマートウォッチやゲーム機も保証対象になります。

保証は端末に紐つくので回線契約を意識する必要がありません。機種変更も簡単な手続きで変更することができます。

スマートフォンの使用年数が伸びている中にあって端末の故障は気になるところです。

モバイル保険→https://mobile-hoken.com/

各社プランまとめ

iPhone

各社様々なプランを出したり改善したり改悪したりで全体の勢力変化が続いています。

勝者はまだわかりませんが、各社がどれだけユーザーを維持できるかが見どころです。

通話定額オプション付きで総額表示3,000円以内に収めたahamoが強そうな印象が拭えませんが、その後も各社様々な対応を行なっています。楽天モバイルが0円運用ができなくなるプラン変更を断行しており、まだまだ見どころ満載です。

乗り換えもしやすくなったので各社のプランをじっくり見て適切なタイミングで乗り換えていくというのもいいかもしれません。

ただし、1年以上使ってからの乗り換えをおすすめします。短期間で契約と解除を繰り返すと、同系列の通信会社との契約時に審査が通らないリスクが発生します。

"1年以上利用したらキャンペーンを活用して乗り換えながら実質金額を下げる"のもいいかもしれません。

参考になれば幸いです。

参考記事→初心者向けAPN設定ガイド:簡単に理解するためのステップガイド

参考記事→初心者向け|格安SIMの選び方と乗り換え方法|メリット・デメリット!Q&A

参考記事→格安SIMは通信速度に注意!速度重視なら大手キャリアが安心!

参考記事→格安SIM・格安スマホ選びは通信品質、コスト、オプションで選択!

参考記事→iPhoneデュアルSIMおすすめ組合せ、切り替え方法、デメリット紹介!

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