iPhone の用途別おすすめストレージ容量の選び方!

iPhoneのストレージ容量で迷っていませんか?

iPhoneのストレージ容量は、写真、動画、アプリ、ドキュメントなど、大切なデータを保管する場所です。容量が足りないとエラーや動作の遅さに悩まされることがあります。逆に大きすぎる容量を選ぶと余計な出費に繋がります。適切なストレージ容量を選ぶことは、快適にiPhoneを使うために欠かせない選択です。

筆者の結論は「現在使用している容量の2倍のストレージ容量を選ぶ」です。これは将来的なデータ増加を見込んでいるためです。

この記事では、iPhoneのストレージ容量を選ぶ際に知っておくべきポイントや、適切な容量を見極めるための方法を説明します。自分の使用目的に合った最適なストレージ容量を選ぶことで、大切なデータを保管しつつ、ストレスなくiPhoneを使いこなすためのヒントをお伝えします。

iPhoneのストレージ容量オプション

まず現行のiPhoneのストレージのバリエーションを紹介します。

iPhoneモデルのストレージのバリエーションと価格帯

  • iPhone 16Pro Max:256GB/512GB/1TB(189,800円〜249,800円)
  • iPhone 16Pro:128GB/256GB/512GB/1TB(159,800円〜234,800円)
  • iPhone16 PLUS:128GB/256GB/512GB(139,800円〜184,800円)
  • iPhone 16:128GB/256GB/512GB(124,800円〜169,800円)
  • iPhone 14 PLUS:128GB/256GB/512GB(112,800円〜157,800円)
  • iPhone 14:128GB/256GB/512GB(95,800円〜140,800円)
  • iPhone SE(第3世代):64GB/128GB/256GB(62,800円〜84,800円)

16Proシリーズは1TBと大容量まで用意されていますが飛び抜けて高額になります。一般的には128GBから512GBまであれば十分です。

それぞれの容量に対する一般的な使用例

では使用目的と容量について分類してみましょう。

  • 64GB:電話しか使わない、写真や動画をほとんど撮影しない、アプリが少ない、ゲームをしない
  • 128GB:写真は撮影するが動画はあまり撮らない、アプリが少ない
  • 256GB:写真や動画をそこそこ撮影する、アプリをそこそこ使う
  • 512GB:写真や動画をたくさん撮影する、アプリやゲーム利用が多い
  • 1TB:高画質の写真や動画をたくさん撮影する、アプリやゲームの利用が多い

かなりシンプルですが分類するとこんな感じです。最近はOSやシステムデータが大きいのでよほどコストの節約目的がない限り64GB(SE第3世代のみ設定)は推奨しません。"最低"でも128GBは欲しいところ、予算が許すなら256GBです。

iCloudの増量で「iCloud写真」を活用してiPhone本体のストレージを節約する場合は少なめの容量でも問題ありません。

参考記事→iCloud写真でストレージを有効活用!大切な写真を削除しないための注意点!

内部アプリとデータの容量消費

次は実際にシステム、アプリなど必要なデータ量の基本について説明します。

iOSシステムの容量要件

iOSのデータ使用量は筆者の場合、10GB弱です。これに「システムデータ」というのがありこれが10GB強使用しています。OSのデータ量はあまり変化しませんがこの「システム」データが曲者(クセモノ)で少なければ限りなくゼロですが肥大化すると20GB以上圧迫することがあります。

筆者の場合「システムデータ」が30GBに達したことがあります。

現在の筆者のiPhone13miniのストレージ容量が128GBで全使用量が約60GBですから全体の半分を使用していることになります。将来的な増加を考慮すると理想的な使用量と考えています。

iPhoneのOSなどの容量

アプリのサイズとインストールに必要な容量

アプリのデータサイズは千差万別です。1MBに満たないものからGBを超えるものまであります。注意としてはアプリ単体の容量だけでなく付随して保存されるデータがあるという点です。

筆者の場合アプリ単体のデータと付随するデータで見ると最大で9GBに達しているアプリがあります。アプリの数自体は多い方ではないと思いますが、それでも30GB以上を使用しています。これにOSに約9GB、システムデータに約10GBでこれだけで40GB弱を使っています。あとは写真や資料など諸々のデータで10GBを使用しており、これで合計約60GBの使用です。

iPhoneのアプリのデータ量の一例

写真、動画、音楽、その他のファイルが占める容量

写真や動画、音楽などそのほかのデータ量についてはこちらも千差万別。目安としては写真が1枚あたり3MBから5MBくらい、動画は時間次第ですが、1分あたり1MBが目安です。写真・動画共に画質の設定次第で変化します。

特にProシリーズでProRAWを利用するとさらに容量を圧迫するでしょう。Proシリーズに1TBの容量が用意されているのはそのためです。Proシリーズの128GBモデルが機能制限しているのは容量を考慮してのことです。

コンテンツ消費で言うところのドラマや映画などの動画また、音楽については容量は様々ですが、ダウンロードせず、ストリーミングで楽しめば本体のストレージを圧迫することはありません。

ストレージ容量選びのポイント

次にiPhoneのストレージ容量選びのポイントについて解説します。

使用目的に合った容量の見極め方

ストレージ選びの最大のポイントは使用目的です。使用目的によって選ぶべきストレージ容量が異なります。予算とのバランスも必要ですが、選択を誤ると利便性を大きく損なうことになります。

ストレージ選びのポイント

  • 写真や動画の保存量
  • アプリの数
  • コンテンツ消費中心なのかコンテンツ作成が中心なのか

3つのポイントを挙げました。一言で言うと本体内のデータ保存量次第です。

写真や動画の撮影と保存が多いなら256GB以上は欲しいところです。iCloud写真などのクラウドサービスと同期して本体のデータ量を節約できる場合はあまり気にしなくて良いでしょう。

アプリを多用する場合は256GB以上がオススメです。アプリ自体は本体に保存されますから、将来的な増加を考慮するとストレージ容量は多いほうが良いです。

ストリーミングでの動画や音楽の視聴、Webサイトの閲覧などコンテンツ消費にしか使わない場合は128GBで足りる場合が多いです。

現在の使用容量を把握する方法

iPhoneでストレージの使用量の把握は次の方法で行います。

「設定」ー「一般」ー「iPhoneストレージ」で確認できます。現状で半分くらいを使用している場合は適切な選択と言えるでしょう。

空き容量が10GBを下回るようならさらに容量の大きなものに買い換えるかクラウドサービスを利用して工夫する必要があります。空き容量が少なくなるとiOSの更新ができない、など使用上の弊害があります。なお、アプリが多くを占める場合は工夫の余地はほとんどありません。

iPhoneのストレージ量全体

将来的な成長やアップグレードの考慮

現在の使用量を確認したところで、使用量が半分くらいならそのまま使い続けられます。将来的には使用量が増加してどこかでデータの整理やクラウドサービスの利用など対策が必要になるでしょう。

買い替えの際はその時点で使用しているデータ量の2倍のストレージ容量を目安にしましょう。

容量不足の対処法

容量不足の状況が確認できる場合は対処が必要です。

ストレージ容量が不足した際の対処法

対処法としては次の点に集約されます。

  • 不要なアプリやデータがないか見直す
  • 写真や動画のクラウドサービスを利用する
  • システムデータが容量を圧迫していないか確認する
  • さらに容量の大きなiPhoneに買い換える

簡単に対処方法をあげました。

普段意識しませんが意外と使っていないアプリやデータがあるかもしれません。時折、データの使用量を確認して整理すると良いでしょう。

システムデータが容量を圧迫している可能性があります。この場合はブラウザーのキャッシュを削除するといくらか容量を確保できる場合があります。

メールのデータが容量を圧迫している場合があります。不要になったメールは削除しておきましょう。

最終手段はiPhoneの買い替えです。費用は要りますが、長く使うためにの選択肢として検討してください。

クラウドストレージや外部ストレージオプションの活用

ストレージ容量の対策としてクラウドストレージの利用が存在します。

コストは必要ですが、筆者はクラウドサービスでデータ量の管理をしています。メリットはデータ量の工夫だけでなく異なる端末から同じデータが利用できると言う点です。

iCloudならいくつかの容量が用意されており、例えば200GBなら月額400円で利用できます。

参考記事→iPhone,iPadのストレージ容量が減った時のおすすめ対策

まとめ

今回はiPhoneのストレージ容量の選び方について解説しました。

皆さんはどれくらいの容量を使っていますか?

私のストレージ容量の目安は将来的な増加を想定して使用量の2倍の容量を選んでいます。これに加えて本体のストレージ容量を節約できるようにクラウドサービスを利用しています。今のところ、128GBで足りているというのが現状です。

使い方は人様々ですので、あなたのストレージ利用状況を確認して最適なストレージ容量を選んでください。

参考記事→iPhoneを手に入れる賢い方法とコスト抑制のテクニック

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