2023年iPad最新モデルの選び方|容量・Wi-Fi・セルラー|Pro・Air・mini・無印

“iPad”はモデルや容量、通信方式を含めると選択肢が多くて迷いがちです。この記事ではiPad最新モデルのおすすめの容量(64GBと256GB)やモデルの選び方、さらにWiFiモデルとWiFi+セルラーの違いについて解説します。

シンプルにまとめると“iPad”は動画視聴など情報収集には"64GB"、写真・動画撮影など多目的・多用途なら"256GB"自宅で使うなら"Wi-Fiモデル"外出先で使うなら"Wi-Fi+セルラーモデル"がおすすめです。

✔︎初心者は"無印iPad"、迷うなら"iPad Air"、外出が多いなら"iPad mini"がおすすめ

✔︎情報収集だけなら64GB、多目的・多用途なら256GBがおすすめ

✔︎自宅で使うならWi-Fiモデル、外で使うならWi-Fi+セルラーモデルがおすすめ

では、ここからあなたにピッタリの"iPad"モデルを探しましょう。

iPadを目的・用途や使い道で選ぶ

iPadのモデルを選ぶ

iPad全機種比較表(主要仕様)2022年10月版
iPad全機種比較表(主要仕様)2022年10月版
特徴・用途iPadの種類価格帯
高性能・高機能
クリエイティブやハイエンドゲーム
iPad Pro(12.9inch)Wi-Fi:172,800円〜348,800円
Wi-Fi+セルラー:196,800円〜372,800円
iPad Pro(11inch)Wi-Fi:124,800円〜300,800円
Wi-Fi+セルラー:148,800円〜324,800円
性能とコストのバランス重視
高性能で幅広い用途
iPad Air(第5世代)Wi-Fi:92,800円/116,800円
Wi-Fi+セルラー:116,800円/140,800円
入門機・中級機として
中級機として最適
iPad(第10世代)Wi-Fi:68,800円/92,800円
Wi-Fi+セルラー:92,800円/116,800円
安くて気軽に
コスト重視・入門機や普段使いに最適
iPad(第9世代)Wi-Fi:49,800円/71,800円
Wi-Fi+セルラー:69,800円/91,800円
外出に最適
小さく持ちやすい・手帳や書籍代わりに
iPad mini(第6世代)Wi-Fi:78,800円/102,800円
Wi-Fi+セルラー:102,800円/126,800円

本格的なイラスト制作、動画・画像編集などクリエイティブな活動やハイエンドゲームを志向するなら"iPad Pro"シリーズがおすすめです。"iPad Pro"は"iPadシリーズ中カメラ性能が最も優れており、唯一"LiDAR"スキャナー機能が搭載されています。

用途を選ばないのが"iPad Air"です。"iPad Pro"シリーズに迫る高性能で高額ですが予算を用意できるのであればおすすめです。

動画視聴やWEBサイト閲覧など情報収集用の端末として気軽に使うなら無印"iPad"(第10世代)で十分です。第10世代となったことで価格は上昇したものの程よいバランスで十分な性能を持っています。

外出で使いまくるなら"iPad mini"がおすすめです。筆者は第5世代のiPad miniを使いまくっています。

ここでiPadシリーズのストレージ、通信機能、価格の構成一覧を掲載します。値上がりにより上位機種の"Pro"と"Air"はさらに高額になり購入しづらくなりました。特別なこだわりがなければ"iPad"(第9世代)が最も購入しやすいです。

iPadストレージ構成と価格(2022年10月版)

関連記事:用途別iPadの最適モデルはどれ?初心者は無印第9世代、多用途のAir、外出はmini!

関連記事:iPhone,iPadの容量確認と減った時のおすすめ対策

※価格はApple直販のAppleSore価格

モデルの選択ができたら次は保存容量通信方式の選択です。

iPadのストレージ容量、通信方式を選ぶ

ストレージ容量
制作物・アプリ・動画など多用途で本体保存データが多い256GB(iPad Proなら512GB以上)
動画視聴・WEB閲覧などコンテンツ消費が中心64GB
通信方式
在宅使用が多いWiFiモデル
外出使用が多いWiFi+セルラーモデル

ストレージの容量は情報収集中心の場合64GBを選びます。制作物、アプリ、ゲーム、写真・動画を扱うなら256GBを選びます。容量は後から追加できないので64GBの選択は慎重にやりましょう。

USBメモリーやハードディスクなど外部ストレージも利用できますが、使い方がスマートではないので出来るだけiPad本体のストレージを利用することを前提に検討します。

Wi-Fiモデル(GPS無)、Wi-Fi+セルラーモデル(GPS有)の通信方式選択は簡単です。自宅にWiFi環境があって自宅での使用が多い場合はWi-Fiモデルがおすすめです。外出使用が多いならWi-Fi+セルラーモデルです。Wi-Fi+セルラーモデルの場合、本体価格が高額になること、通信費用が必要になりますが、使い勝手の良さには代えられません。

Wi-Fiモデルはスマートフォンのテザリング機能を使って通信することが可能です。ただし、短時間の利用であれば問題ありませんが、接続の手間やスマートフォン側の電池消耗・劣化に影響するのでおすすめできません。

実際にテザリングで使用するといつの間にか接続が切れていたり、接続に失敗することがあり、ストレスを感じることがあります。インターネットに接続する手間を意識せずに使いたいものです。

通信方式の違いだけではなくWiFi+セルラーモデルはGPSが実装されているという点でも差があります。

関連記事:iPad、自宅中心は”WiFi”、外出中心は”WiFi+セルラー”で決まり!その理由を解説

ここまで"iPadの選び方"について簡単に紹介しました。このあとはもっと詳しく知りたいという方向けです。




iPad各モデルの特徴

"iPad"は全部で4機種。"iPad Pro(2種類の画面サイズ)"、"iPad Air"、"iPad mini"、"iPad(通称:無印iPad)"の4機種です。画面サイズでは12.9インチ(Pro)、11インチ(Pro)、10.9インチ(Air)、10.2インチ(無印)、8.3インチ(mini)の5種類があります。

簡単に機種ごとの特徴をまとめましたので目的に合わせてどれを選ぶかをイメージしてください。

iPadの種類特徴
iPad Proクリエイティブな作業・ハイエンドゲーム向け。資料作成、動画編集やイラスト作成、画像編集などのクリエイティブな作業や負荷の高いゲームなどに最適。画面サイズは12.9インチと11インチの2種類。ストレージ(容量)は128GB、256GB、512GB、1TB、2TBの5種類。
CPUはM2チップ。セルラーモデルは5G通信対応。
iPad AirM1チップを搭載したことで購入する価値は十分。普段使いにはオーバースペックだが、性能面とコスト面でバランスが良く用途を選ばない。画面サイズは10.9インチ。ストレージ(容量)は64GB、256GBの2種類。
CPUはM1チップ。セルラーモデルは5G通信対応
iPad(第10世代)第10世代となったことで入門機としてというより中級機として幅広く長く使える。画面が10.9インチとなったことでさらに使いやすく。ApplePencilは本機でも第1世代対応なので既に第1世代のApplePencilが有る場合はこれを生かせる。ストレージ(容量)は64GB、256GBの2種類。CPUはA14 Bionic。セルラーモデルは5G通信対応。
iPad(第9世代)こだわりがなければベストな選択。価格が安く、入門機にピッタリ。動画編集やクリエイティブな作業もプロレベルでなければ十分できる。画面サイズは10.2インチ。ストレージ(容量)は64GB、256GBの2種類。
CPUはA13 Bionic。現行iシリーズで唯一5G通信非対応。
iPad mini(第6世代)iPadの中では最小・最軽量。CPUはA15 Bionic(iPhone13シリーズと同じ)で性能は申し分なし。画面サイズは8.3インチ。ストレージ(容量)は64GB、256GBの2種類。
コネクターがLightningからUSB-Cに変更。
CPUはA15 Bionic。セルラーモデルは5G通信対応。
iPad Proシリーズ2機種




64GBまたは256GBを選ぶ

iPadのモデルを選んだらデータの保存容量通信機能(Wi-Fiモデル or Wi-Fi+セルラーモデル)を選びます。iPad初心者だけでなく、"iPad"購入経験者にとっても悩ましい選択です。

iPadデータ保存の状態

ストレージはむやみに増やす必要はありませんが、動画・写真撮影や資料・制作物が多い、アプリやゲームをたくさん利用する場合は保存データが多くなるので"256GB"がおすすめです。

"iPad Pro"の場合はさらに大容量(512GB,1TB,2TB)を選ぶことができます。

チェックポイント!

  • 動画視聴(ストリーミング)やWEB閲覧などコンテンツ消費だけなら64GB
  • 動画撮影・製作物が多い、アプリを多用するなら"256GB"(iPad Proなら512GB以上)

足りなくなっても内蔵ストレージを後から追加・変更できないので迷う場合は256GBを選びましょう。外付けのストレージなら追加できますが、使い方がスマートではありません。

筆者の使い方はコンテンツ消費が中心でクラウドサービスを使うので、64GBで十分だと考えています。

実際に利用している"iPad"2機種とも256GBモデルですが実際には40GB〜50GBしか使っていません。ギリギリですが工夫をしているので64GBだとしても困ったことはありません。

唯一、"iPad Pro"だけが128GBという絶妙なストレージサイズが設定されています。予算が許すなら"iPad Pro"という選択肢もありです。

なお、外付けのストレージはUSB-C端子を採用する"iPad Pro"、"iPad Air"、"iPad mini"はストレージを接続するだけでシンプルに扱えますが、Lightning端子を採用する"iPad"(第9世代)は別に電源が必要になるのでアダプター選びに注意が必要です。

要領についてさらに詳しく→iPadのおすすめ容量は?動画を観るだけなら64GBで足りる!

Wi-FiモデルまたはWi-Fi+セルラーモデルを選ぶ

"iPad"には"Wi-Fiモデル(GPS無)"と"Wi-Fi+セルラーモデル(GPS有)"があります

free-wifiの表示

Wi-Fiモデルは端末単体ではインターネットに接続することができません。無線LAN(Wi-Fi)に接続したりスマートフォンにテザリングで接続してインターネットにつなぎます。

Wi-Fi+セルラーモデルは本体に通信SIM(カード)を挿して本体を直接インターネットに接続することができます。この場合は別途、通信会社と回線契約をするため別途費用が必要になります。また、Wi-Fi+セルラーモデルはWi-Fiモデルと比べると本体価格が20,000円〜22,000円高くなります。

Wi-Fi+セルラーモデルにはGPS(位置測定)機能があります。外出時に地図など位置を測定する機能を使用する場合はWi-Fi+セルラーモデルがオススメです。

チェックポイント!

  • 自宅での利用が多いまたはモバイルルーター利用なら"Wi-Fiモデル"
  • 外出利用が多いまたはGPSを使うなら"Wi-Fi+セルラーモデル"

関連記事:iPad、自宅中心は”WiFi”、外出中心は”WiFi+セルラー”で決まり!その理由を解説




各モデルの特徴(詳細版)

iPadの背面画像

あらためてiPad各機種の特徴に触れながら説明します。

iPad Pro/イラスト制作・動画編集に

iPad Proは本格的な動画編集・イラスト制作、ハイエンドゲーム向きです。

本格的な動画編集や写真加工など高負荷な作業や複雑な編集を伴う資料作成、ゲームなど高いCPUパワーを必要とする使用に最適。

 画面サイズは12.9インチと11インチの2種類。ストレージは128GBから2TBまでストレージ容量が5種類と選択肢が豊富。そのため大容量を選べば動画編集・画像編集時もストレージ容量でストレスを感じることは少ないです。

カメラ性能はフロントカメラ、アウトカメラともにiPadシリーズの中では最も高機能・高性能。

アウトカメラは2倍の光学ズームに超広角カメラ、フロントカメラのWEB会議向けのセンターフレームが便利。

 iPad ProはコネクターがThunderbolt/USB4対応のUSB-CでApple Pencilは第2世代対応です。

iPad Pro9.7インチ全景

iPad Pro(外部リンク/Appleのサイト)

iPad Air(第5世代)/万人向け!

M1チップを採用し高い性能を持っています。動画視聴やWEB閲覧など情報収集端末としてはオーバースペックですが、用途を選ばない万人向けなので後悔しない選択と言えます。

画面サイズは10.9インチ。ストレージは64GBと256GBの2種類。Wi-Fi+セルラーモデルで64GBを選ぶと116,800円(税込)になり安いとはいえません。

コネクターはUSB-Cですが、Thunderboltではありません。

カメラはiPad Proと比べると見劣りしますが写真・動画撮影にこだわりがなければ十分です。

iPad Air(外部リンク/Appleのサイト)

iPad Air(第5世代)は用途を選ばず、全方位で満足度の高いiPadといえます。

iPad(第10世代)/アップデートで中級機に

iPad(第10世代)は第9世代からのアップデートで中級機のレベルに達しました。価格も上昇しています。

気軽にお安く、とは言えませんがそれだけの性能向上を果たしています。

価格は68,800円から116,800円まで。iPad Airも同時に価格上昇したため相応に価格差ができました。

液晶画面は10.9インチのフル液晶に拡大、USB-Cコネクター、セルラーモデルは5G対応、横向きステレオスピーカーなど満足度を高めることができます。

重量は第9世代と比べるとわずかに軽くなりました。

一方でApple Pencilは第1世代対応で使用するには別途アダプターが必要になります。フルラミネーションディスプレイは非採用です。

iPad Airまでは必要ないというユーザーにはちょうど良いといえます。




iPad(第9世代)/初めてのiPadに

iPad(第9世代)は費用を抑えることができて、初心者だけでなく幅広いユーザーに適しています。特段のこだわりがなければ満足度は高いです。

CPUにA13 Bionicを採用していますので性能は十分ですし、まだまだ長く使えます。

画面サイズは10.2インチです。iPad Airと比べると画面サイズがわずかに小さく、逆に厚みと重量がわずかに増します。

 Wi-Fi+セルラーモデルで64GBを選ぶと69,800円(税込)WiFiモデルなら49,800円(税込)でとてもお安いです。

Apple Pencilは現行iPadシリーズでは唯一の第1世代対応。

ディスプレイにフルラミネーションを採用しないのは少々残念ですがコストを考えると仕方ないでしょう。動画やWEB閲覧時は特に気になりません。

フロントカメラがセンターフレームになります。これはWEB会議で便利に使えます。

弱点は"音"の臨場感です。横向きにした時にスピーカーが片側だけになります。"音"の臨場感が気になる場合は他の機種を検討した方がいいでしょう。

他のiPadモデルは、横向きにした時のスピーカー配置が左右両側になるため臨場感があります。

現行iPadシリーズの中では唯一5G通信非対応。

iPad(外部リンク/Appleのサイト)

iPad(第9世代)はこだわりがなければベストな選択。

iPad mini(第6世代)/外出に便利

画面サイズが8.3インチで"iPad"の中では最も小さく、最も軽く機動性抜群!

CPUは最新でA15 Bionicを搭載しています。性能的に十分で現役として使用できる期間も長いでしょう。

Wi-Fi+セルラーモデルで64GBを選ぶと税別で102,800円(税込)です。

外出時に重さやサイズを気にせずに使いたいというユーザーにピッタリです!

【iPad mini(第5世代)からの主な変更点】

  • CPUがA12 BionicからA15 Bionicに
  • LightningからUSB-Cに変更(非Thunderbolt)
  • Apple Pencilが第1世代から第2世代対応に
  • 4Kビデオの撮影が可能に
  • フロントカメラが2倍ズームアウト可能に(センターフレーム)
  • スピーカーが左右配置に(横向き時)
  • Touch IDをトップボタンに実装
  • Wi-Fi6採用
  • 5G(suc-6 GHz)通信採用(セルラーモデル)

"iPad mini(第5世代)"を使用する筆者にとっても欲しい1台です。

ipad mini5 イメージ画像

iPad mini(外部リンク/Appleのサイト)




機能や性能を比較する(参考)

ここから機能や性能をiPadの種類別に比較します。なお、カメラ性能ついては別記事に掲載しています。iPadモデルのカメラ性能を比較表で確認しよう!

液晶画面

画面サイズ画面解像画面密度輝度その他仕様
iPad Pro12.912.9インチ2,732×2,048264ppiSDR最大600ニト
XDR最大1,000ニト
ピーク輝度1,600ニト(HDRのみ)
フルラミネーション
反射防止コーティング
リフレッシュレート120Hz
ApplePencilによるポイント
iPad pro 1111インチ2,388×1,668
iPad Air
(第5世代)
10.9インチ2,360×1,640SDR最大500ニトフルラミネーション
反射防止コーティング
リフレッシュレート60Hz
iPad
(第10世代)
10.9インチ2,360×1,640リフレッシュレート60Hz
True Toneディスプレイ
iPad
(第9世代)
10.2インチ2,160×1,620
iPad mini
(第6世代)
8.3インチ2,266×1,488326ppiフルラミネーション
反射防止コーティング
リフレッシュレート60Hz

画面サイズは5種類あります。画面の質という点では差を気にする必要はありませんが、画面の"リフレッシュレート"と"フルラミネーションディスプレイ"については用途に応じて検討する必要があります。

Proシリーズは画面のリフレッシュレートが120Hz、他のシリーズが60Hzという差があります。これは1秒間の画面の更新回数を意味します。そのためProシリーズは他のシリーズに比べて画面の動きがより滑らかです。イラスト制作やハイエンドゲームに向いています。

最も価格が安いiPad(第9世代)は"フルラミネーションディスプレイ"を採用していないため、Apple Pencilを使用する際はペン先と描画の隙間(視差)が気になるかもしれません。

サイズ・重量

高さ暑さ重量
iPad Pro12.9280.6mm214.9mm6.4mm682g/Wi-Fi
684g/Wi-Fi+セルラー
iPad Pro 11247.6mm178.5mm5.9mm466g/Wi-Fi
468g/Wi-Fi+セルラー
iPad Air247.6mm178.5mm6.1mm461g/Wi-Fi
462g/Wi-Fi+セルラー
iPad(第10世代)248.6mm179.5mm7.0mm477g/Wi-Fi
491g/Wi-Fi+セルラー
iPad(第9世代)250.6mm174.1mm7.5mm487g/Wi-Fi
498g/Wi-Fi+セルラー
iPad mini195.4mm134.8mm6.3mm293g/Wi-Fi
297g/Wi-Fi+セルラー

画面サイズに応じて筐体のサイズ、重量がほぼ比例します。

実際はケースやカバー、キーボードなどを装着するので、重量はプラスアルファで増えます。特にキーボード一体型のケースや保護能力が高いものはケースだけで重量が300g以上するものが多いので総重量も想定しておきます。

iPad mini(第6世代)の軽量・コンパクトが際立ちます。




CPUとRAM(メモリー)

CPUGPURAM
iPad Pro(12.9インチ)M2(8コア)10コア8GBまたは16GB
iPad Pro(11インチ)
iPad Air(第5世代)M1(8コア)8コア8GB
iPad(第10世代)A14 Bionic4コア
iPad(第9世代)A13 Bionic3GB
(非公開・推定)
iPad mini(第6世代)A15 Bionic5コア4GB
(非公開・推定)

CPUとRAMは人間の頭脳・心臓ともいえる部分です。種類ごとに性能差はありますが、Apple製品の場合、1世代、2世代前でも問題がなく動作します。OSサポート期間も長いので、よほど高負荷な作業をしない限り性能差を気にする必要はありません。

動画・画像編集やハイエンドのゲームなどCPUやグラッフィックスの負荷の高い作業が多い場合はM1チップを採用している"iPad  Pro"、"iPad Air"を選択すると良いでしょう。さらに2022年秋にリリース予定の"iPad OS16"の機能をフルで使いたい場合も"iPad Pro"、"iPad Air"を選びたいものです。

色・認証方式・コネクター・Pencil対応・スピーカー

色の種類認証方式コネクターApple Pencilスピーカー
iPad Pro(12.9)2色Face IDUSB-C
(Thunderbolt/USB4)
第2世代4スピーカー
iPad Pro(11)
iPad Air(第5世代)5色Touch ID
(電源ボタン)
USB-C2スピーカー
横向き両側配置
iPad(第10世代)4色第1世代
iPad(第9世代)2色Touch ID
(ホームボタン)
Lightning2スピーカー
横向き片側配置
iPad mini(第6世代)4色Touch ID
(電源ボタン)
USB-C第2世代2スピーカー
横向き両側配置

背面の色のバリエーションを楽しめるのは"iPad Air"、"iPad mini"の2種類です。

"Face ID"(顔認証)を採用しているのは"iPad Pro"のみです。その他は全て"Touch ID"(指紋認証)を採用しています。

コネクターは"iPad Pro"だけがTunderbolt/USB4のUSB-Cを採用しています。"iPad Air"、"iPad mini"はUSB-Cを採用、"iPad"(無印)だけがLightning端子です。Lightning端子の場合、外部ストレージの扱いにクセがあるので注意が必要です。

Apple Pencilは"無印iPad"のみ第1世代対応、その他は全て第2世代対応です。

スピーカーは4スピーカー、2スピーカーの違いがありますが、"iPad"(無印)だけが片側になるので音の迫力という点で劣ります。

バッテリー持続時間

Wi-Fiのインターネット利用
ビデオ再生
携帯電話データネットワークの
インターネット利用
全機種最大10時間最大9時間

仕様上のバッテリーのもち時間は全機種同じです。この点では機種ごとの差はありません。

保険に入るならモバイル保険がおすすめ!

ここまで、iPadの選び方について解説してきました。最後に保証について筆者の考えを共有します。

筆者自身は延長保証不要派なのですが、スマートフォンに加えてiPadを所有するという複数のモバイル端末を利用する場合は延長保証や保険に入ることを否定しません。

特に「さくら少額短期保険」の"モバイル保険"なら月額700円で3台まで保証対象になります。経年劣化や自然故障は対象外ですが、過失による損傷などの可能性を考慮すると保険に入る価値はあります。また、スマートフォンやiPadだけでなくワイヤレスイヤフォンやゲーム機なども対象範囲になります。

モバイル保険は「修理費用補償保険」です。条件などよく確認して加入を検討しましょう。

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まとめ

iPadとApplePencilで手書き

購入のタイミングについては新製品が発売された後に選択するのもいいですが、Apple製品はOSのサポート期間が長いので購入時期にこだわらなくても良いでしょう。

また、初めてのiPadをApple直営のネットストアで整備済み製品を購入するのもイイかもしれません。

初めてのiPad購入はこだわりが無ければiPad(第9世代)がおすすめです。

中級機としてはiPad(第9世代)がおすすめです。

モバイル・外出使用を重視するならiPad mini(第6世代)がオススメ。

ビジネス利用や負荷のかかる作業にはiPad Pro、iPad Airが選択肢に入ります。

一度購入すると長いお付き合いになりますので、予算や使用目的に合わせて慎重に選んでください。

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