人気格安SIM"IIJmio(アイアイジェイミオ)"のギガプランは主要格安SIMの中でも料金が安くて使いやすいプランです。
混雑する平日昼12時台の通信速度はおおむね500Kbps〜1Mbpsを維持するので使い勝手はそこそこ良いです。
音声+データ通信プランであればドコモ網とau網が利用できます。さらにデータ通信のみでドコモ網だけになりますがeSIMも展開しています。
”IIJmio”は格安SIMの中でも通信速度が安定しており、端末の品揃えが豊富で比較的低価格帯の端末が充実しています。格安SIMの中でも格安SIM黎明期から事業展開をしており老舗の部類に入ります。
"IIJmio"は格安SIMだけでなく幅広くインターネット事業を行なっているためインフラ設備が整っており通信障害に強いというのも強みです。
"IIJmio"ギガプランの特徴と注意点

"IIJmio"おすすめポイント
・主要格安SIMの中ではかなり安い料金設定です。
・平日昼12時台の混雑時間帯を除けば高速で安定した速度を維持します。
・平日昼12時台はおおよそ500Kbps〜1Mbpsの速度を維持します。
・日本国内では数少ないeSIMを展開しています。
・格安SIMとしては通信障害に強く比較的安心して利用できる事業者です。
・企業としては"NTT"や"NTTコミュニケーションズ"の資本が入っています。
注意点
これといった注意点はありませんが、混雑時間帯に速度が低下することがありますので、この点はリスクとして理解しておく必要があります。平日昼12時台の通信速度は以前と比べると改善していますので、大量のデータ通信をしない限り一般的な使用で困ることはありません。
新料金体系(ギガプラン)
主要格安SIMの中では安い部類になります。
月間のデータ量の刻みが他の主要格安SIMとは異なります。2GB、4GB、8GBで刻んだうえに、他社と比較してもかなり安くなっています。キャンペーン期間中はさらにお安くなる場合があります。
さらにeSIM(データ通信専用)の料金も安くなっているのが注目点です。
プラン | 2ギガ | 4ギガ | 8ギガ | 15ギガ | 20ギガ |
音声+データ通信 | 850円 | 990円 | 1,500円 | 1,800円 | 2,000円 |
eSIM(データ通信・ドコモ網のみ) | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
SMS | 820円 | 970円 | 1,470円 | 1,780円 | 1,980円 |
データ(タイプDのみ) | 740円 | 900円 | 1,400円 | 1,730円 | 1,950円 |
※価格は全て税込です
IIJmio(アイアイジェイミオ)の特徴
通信速度
昼の混雑時間帯の速度が500Kbps前後くらいまで落ちます。
ただし、混雑時間帯以外の通信速度が早いのでどちらかというと使いやすいです。
過去に使用していた時は昼12時台が使い物にならないくらい(200Kbpsを下回る)でしたが、最近は改善されています。
現在は昼の使用感としては快適とまでいえませんが、許容範囲におさまります。
昼の混雑時間帯以外はとても快適です。
以下に2023年1月20日(金)の実測値を掲載します。
種別/時刻 | 7:49 | 12:10 | 14:36 | 15:59 | 16:19 | 19:53 |
IIJmio | 66Mbps | 2.0Mbps | 73Mbps | 81Mbps | 69Mbps | 71Mbps |
昼12時台の速度が低下しますが、格安SIMの中では速度低下が穏やかで全体を通じて安定した速度を維持しています。
オプション
・みおふぉんダイヤルという専用アプリを使うと通話料が10円/30秒になります。
・通話定額オプションが安いです。
みおふぉんダイアル通話定額5分+が月額500円(税込)
みおふぉんダイアル通話定額10分+が月額700円(税込)
みおふぉんダイアルかけ放題+が1,400円(税込)
・複数の契約で月間のデータ量をシェアできるので家族利用などに向いています。
取扱い端末
提供している端末は多いほうです。国内メーカー(Sony,Sharp,富士通)から海外メーカーまで幅広く取り揃えています。Motorolaの端末が多いのが特徴です。
端末は1万円台から10万円台までありますが、10万円超えはASUSのROG Phone3のみであとはミドルレンジからローエンドの価格帯がほとんどです。
iPhone(新品)はiPjone12シリーズやiPhone11、iPhone SE(第2世代)がありますが、iPhone SE(第2世代)以外は欠品が多いというのが残念です。
端末をご自分で用意する場合でも動作確認端末がたくさんありますので困ることはないでしょう。
※端末はSIMロック解除が必要な場合があります。
※動作確認端末(検索ページ)はこちら
"IIJmio"のeSIM
日本国内でeSIMを展開しているのはIIJmio(データ通信SIM)、楽天モバイル(音声通話SIM)、povo、LINEMO、Yモバイル、BIC SIMになります。
"IIJmio"は日本国内では早くからeSIMを展開していました。
データ通信だけになりますが、料金体系が、2GB、4GB、8GB、15GB、20GBの5種類で豊富に揃っています。
デュアルSIMのスマホであれば他社のプランと組み合わせてより便利にお安く利用できる可能性があります。
"IIJmio"まとめ

新料金プランに加えて端末が多く用意されているので使用状況やニーズに応じて適切な端末とプランが選びやすくなります。
端末やオプションにこだわりがなく、価格と企業の信頼性を求めるユーザーに適しています。
おすすめ格安SIMの一つです。
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