楽天モバイル 第4のキャリアとしての評価!(2020年8月2日)

この記事では、楽天モバイルのUN-LIMIT2.0についてあらたに確認できたことや現時点での筆者による評価について共有します。

格安SIMから第4のキャリア(移動体通信事業者)となった楽天モバイルですが、様々な側面から見て本当の意味で第4のキャリアと呼べるのかという点でみていきます。

楽天モバイル 第4のキャリアとしての評価!(2020年8月2日)

楽天モバイルのUN-LIMITについて確認できているのは次の点です。

・楽天の回線エリアは一部の大都市圏に限られる(データ使い放題)→徐々に拡大しているが、まだまだ。

・その他のエリアはauの回線で運用されている(月間5GBが上限、以降は1Mbpsに速度制限)

iPhoneは動作保証対象外(一部動作はするが保証外、auエリアではSMS利用不可など制限あり

・電話無料ツール”Rakuten Link”が7月上旬に一部のiPhone対応を開始(ただし動作保証対象外)

次にこれまでの検証と私の通信環境について説明します。

私が楽天UN-LIMITを利用開始したのは2020年4月29日です。端末はiPhone SE(第2世代)でメインはBiglobeモバイルで運用しており、楽天モバイルはeSIMで副回線として運用しています。

運用開始時点で既出の4点のうち楽天エリアでの動作については問題がないことを確認しています。

5月27日(水)までは在宅勤務で自宅マンションで通信状況を検証していました。その間、楽天UN-LIMITは安定した通信状況を維持しており、平均的には20Mbpsから40Mbpsの通信速度を維持していました。

楽天モバイルについてあらたに確認したこと

楽天モバイルの通信状況

5月28日(木)に、久々に勤務先に出社しました。場所は東京都23区内で自宅マンションから3kmほどの距離で同じ区内です。

会社での通信状況は自宅マンションと差はありませんでした。

今回のお伝えしたいのは5月28日(木)以降7月31日までの状況です。

5月29日(金)から31日(日)にかけて東京、大阪間を往復しました。東海道新幹線を利用して移動です。緊急事態宣言が解除されたことで会社から移動許可が出たため、久々に自宅に帰ることにしました。

次に5月29日(金)午後から東海道新幹線で大阪に移動です。その前に地下鉄に乗車しました。地上から地下に入ると楽天の電波ではなくパートナー回線のau回線に繋がります。念のため確認するとauに割り当てられた”バンド18”を掴んでいました。ちなみに、楽天回線は”バンド3”です。

パートナー回線のauは速度十分です。ただし、駅と駅の間になると電波の掴み方が不安定な印象がありました。

東海道新幹線の東京駅は地上なので特に問題なく楽天の回線で通信できます。そして東京駅を出発すると品川までは安定して通信できていることを

ところが新横浜あたりになると電波がうまく掴めず、au回線になります。その後はほとんど楽天エリアはありません。しかも、郊外に入ると電波自体をうまくつかまない状況もみられました。

途中、名古屋と京都は楽天の圏内ですが、掴めるのはほんの一瞬です。高速移動というのも条件的には相当悪いのかもしれません。

目的地の新大阪に着くと問題なく楽天回線つかめます。

その後、大阪メトロ御堂筋線に乗車しますが、地下に入ると、お決まりのようにau回線をつかみます。しかも駅と駅の間では電波すら上手く掴めない状況です。まぁ、ほぼ使えない状態です。

そして、いよいよ私の自宅、大阪府堺市というところで、楽天エリアのマップでは完全にエリア内です。ところが、自宅を含めて周辺もパートナー回線のauの電波を掴んでいました。

ここからは7月の最新情報です。

6月、7月は緊急事態宣言が解除されたこともあり、会社にも何度か出社をしました。自宅と会社の距離は直線で約3Kmです。

会社の昼休みに通信速度を測定していて気づいたのですが、会社(自宅と同じ区内)ではパートナー回線のauの電波をつかんでいました。7月はパートナー回線の上限5GBを使い切っていたので速度は最大1Mbpsですがベストエフォート型なので実際の速度は800Kbpsあたりを示していました。

東京都内でも楽天の電波をつかまないところもあります。東京都内だからといって安心はできませんね。楽天モバイルのエリアマップはあまりあてにはできません。基地局のマップを作ったほうが参考になるのではないでしょうか。

Rakuten Link(無料通話アプリ)の対応状況

7月上旬にiOS向けのRakuten Link(無料通話アプリ)がリリースされました。リリース当初は不具合が多く使い物にならなかったようです。私のiPhone SE(第2世代)でも起動すらしませんでした。しかし、その数日後にはアプリのアップデートにより使えるようになりました。

この点において楽天モバイルの課題がいくらか解決したということです。少なくとも一部のiPhoneでは動作保証対象外ながら利用ができるということで、多くのiPhoneユーザーの信頼を得たのではないでしょうか。

このRakuten Linkは電話帳の機能においてはまだまだ改善が必要ですが、実際の通話やSMSでは不具合はありませんでした。少なくとも通話では相手の声も明瞭でしたし、こちらの声も聞こえていたようです。音声の遅延も感じませんでした。

今後も自社エリアの拡大を進めてもらいたいものです。

まとめ:楽天モバイルを第4のキャリアと呼ぶには少し早い!

楽天モバイルは第4のキャリアということですが、そもそも大都市圏以外のエリアでauの回線を借りて展開すること自体キャリア、移動体通信事業者と呼ぶにはまだ早いと感じています。キャリアというからには、現在のdocomo、au、softbankと競合できる自社回線エリアを確保してほしいところです。事業として成立させるためにもエリアの拡充と一定以上の契約数が必要ですよね。

Rakuten LinkのiOS対応がすすんだこともあり、今後の楽天モバイルに期待します。あとは自社エリア拡大と対応機種拡大が残っています。

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