楽天モバイルは東海道新幹線の高速移動でも使える!|2023年3月更新

楽天モバイルのUN-LIMIT、実際の通信速度が気になりませんか?
今回は東海道新幹線乗車中の通信速度測定のレポートです。

楽天モバイルの自社回線とパートナー回線の繋がり具合や、実際の通信速度をレポートしています。
高速移動中や主要な駅での通信速度が速いのか、遅いのか気になるところですよね!

東海道新幹線乗車中に楽天モバイル回線、パートナー回線(au)のどちらに繋がるのか?さらにパートナー回線の高速モードオフで最大1Mbpsに制限した時の通信速度を計測しています。(2020年9月6日の実測)

最新情報(2023年10月)

2023年10月、ようやく楽天モバイルがプラチナバンドを獲得しました。実際の電波運用開始が鍵になります。筆者は電波運用開始の状況を見守りながらメイン回線への格上げを目論んでいます。

楽天モバイルのUNLIMIT、通信速度測定!東海道新幹線篇

2020年9月6日(日)18:57新大阪発の"のぞみ172号"に乗車し、終点の東京まで行きます。この間、停車駅と駅間の速度を測定します。座席は3列シートの窓側です。

測定機種のスマートフォンにはiPhone SE 第2世代(楽天UN-LIMIT/eSIM)をルーターとして、iPad mini第5世代でテザリング機能を使い測定しました。
測定結果は次の通りです。

楽天モバイルの通信速度測定(2020年9月6日)
場所状態速度種別
新大阪駅停車31Mbps楽天回線
新大阪駅出発33Mbps
茨木市周辺走行740Kbpsパートナー回線
京都入線850Kbps
京都停車710Kbps
関ヶ原周辺走行750Kbps
名古屋駅入線30Mbps楽天回線
名古屋駅停車19Mbps
名古屋駅発車14Mbps
浜松駅通過(走行)790Kbpsパートナー回線
掛川周辺走行780Kbps
熱海周辺走行630Kbps
熱海周辺走行(トンネル)850Kbps
熱海周辺走行820Kbps
小田原走行750Kbps
新横浜駅入線800Kbps
新横浜駅停車790Kbps
品川駅入線24Mbps楽天回線
浜松町周辺走行19Mbps
東京駅入線23Mbps

"のぞみ"の停車駅のうち、「京都」、「新横浜」では楽天回線が掴めずパートナー回線しか掴めませんでした。「名古屋」については入線時はパートナー回線でしたが突然、楽天回線を掴んで高速を維持しました。途中で速度が劇的に変わるのを初めてみました。
結局、途中駅では「名古屋」と「品川」のみが楽天回線という結果に終わりました。

これには後日談があります。

2022年3月30日(水)、久々の出張で改めて通信状況を確認しました。

その結果、新横浜駅が依然としてパートナー回線のままでした。人口カバー率が拡大しているにもかかわらず楽天回線がつかめないのは驚きでした。

前回、楽天回線が掴めなかった品川駅は駅ホームに入る直前とホームに入ってからも楽天回線を掴んでいました

前回の出張時と違うのは滋賀県、岐阜県、愛知県、静岡県、神奈川を走行中もかなりの頻度で楽天回線を掴んでいたということです。人口カバー率が向上していることが実際の使い勝手にも影響しています。

トンネル内を除いて乗車・走行中、通信で困るということはありませんでした。

パートナー回線、制限時"1Mbps"の実力

パートナー回線の速度は710Kbpsから850Kbpsの範囲でした。

ベストエフォート(最大)1Mbpsですので実測では1Mbpsの速度は出ませんが、特に問題となる速度域ではありません。

実際の使用ではストレスがないわけではありませんが、使えない速度でもありません。

どうしてもストレスを感じる場合は高速モードで使用するという方法があります。

パートナー回線では月間5GBの上限がありますので高速モードのオンとオフを使い分けてバランスを取ればいいでしょう。

まとめ

あらためて、使用感を試しましたが、2020年のサービス開始の頃と比べるとかなり改善しています。停車全駅で楽天回線を掴み、トンネルエリア以外ではYoutubeを快適に視聴することができました。

ここまでくると混雑する時間帯に速度が遅くなる多くの格安SIMと比べても有利だと言えるでしょう。

あとはプラチナバンド獲得に成功したので実際の電波運用が鍵になります。

参考記事→楽天モバイルの可能性と挑戦:メリット、使い方の工夫、コスト節約方法、経営の洞察

参考記事→楽天モバイル 第4のキャリアとしての評価!(2020年8月2日)

<ガジェットブログ:Tangerine>


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