iPad Air (M1)第5世代64GB・WiFiが普段使いにおすすめ!

筆者が2023年12月に購入したiPad Air 第5世代64GB Wi-Fiモデル、スターライトの紹介をします。

この機種はiPad Airの中でもストレージが最小構成でベーシックなモデルですが必要にして十分なパフォーマンスを発揮しています。ほとんどのユーザーが満足っできるでしょう。M1チップ搭載で高性能であり、シンプルなデザインと64GBのストレージ容量は必要最小限で無駄無く利便性が確保できます。

このモデル現在は販売終了ですが、中古品やAppleの整備済製品などお安く入手する方法もあります。新品が良ければ現行型M2チップ搭載の最新型も良いでしょう。

iPad Air第5世代はコンテンツ消費とブログ運営やタスク管理、資料作成などのシンプルなアウトプット作業であればほとんどのユーザーが満足できるiPadといえます。

iPad Air 第5世代 はスムーズな動作が魅力。M1チップのおかげでアプリの起動が速く、タスクの切り替えも滑らか。また、M1チップにより進化したステージマネージャー機能を活かし、外部モニターをミラーリングだけでなく拡張デスクトップとして便利に利用できるのもポイント。MacやPCほどの効率性はありませんが、マルチタスクが従来より快適になります。

この記事では、iPad Air第5世代の優れた使い心地やiPad Air体験を紹介します。優れたところだけでなくチョット気になるところも併せて紹介します。

なお、2024年5月にiPad Air(M2)の11インチと13インチ(実際には12.9インチ)が発売されています。この記事はiPad Air(第5世代/M1)に関する内容です。

関連記述:【2024年】iPad最新モデルの選び方|画面サイズ、容量、通信方式、カメラなど

iPad Air (M1)第5世代 64GB Wi-Fiモデルを選んだ理由

まず、買い替えに至った理由について説明します。

買い替え前まで使用していた初代iPad Pro9.7インチのOSサポートが終了したことや、動作が緩慢になっていたことが買い替えの理由です。

動画を観たり、音楽を聴くことに加え情報収集に使っていただけので使用できるのですが、動作が遅かったり"スプリットビュー"などでマルチタスクを利用すると動作に影響が出ていました。

実際に買い換えるとiPad Air(M1)第5世代はとても軽快に動作するので、買い替えて良かったと実感しています。

次に"iPad Air第5世代64GB Wi-Fiモデル"を選んだ理由です。ひとことで言うとコストパフォーマンスです。円安で少々高額でしたが、たまたま保有していたポイントを利用して76,000円で購入することができました。

64GBを選んだのは初代iPad Pro9.7インチのストレージ利用量を参考にしました。私用していた初代iPad Pro9.7インチは256GBモデルでしたが、実際には30数ギガバイト程度しか使用していなかったので64GBで十分と考えていました。

Wi-Fiモデルを選んだのはiPad mini第5世代のセルラーモデルを保有しており、iPad Airは持ち出す想定をしていないためです。

Appleの整備済製品や中古品など旧モデルを選ばずに購入当時の現行品を選んだのはサポート期間をできるだけ長く維持したかったからです。iPadは筆者の使用経験から短期間で買い替えることなく長期使用を想定したためです。

予想以上のパフォーマンス

iPad Air 第5世代 (M1)64GB Wi-Fiモデルのパフォーマンスは、スペック以上のものがあります。アプリの迅速な起動、スムーズな画面切り替え、そしてマルチタスク機能の快適さは、日常使いにおいてストレスを感じることがありません。

音質は2スピーカーながら臨場感があります。Proシリーズの4スピーカーには敵いませんが、それでも中途半端な外部スピーカーが不要なくらいです。

液晶画面はProシリーズほどのリフレッシュレートはありませんが、それでも十分です。反射防止の画面は保護シートを貼らないほうが綺麗ですが、画面保護のためガラスシートを貼り付けています。現在は反射を抑えることのできる保護シートを探しているところです。

充電時以外では発熱が少なく、バッテリーの持ちも良好です。筆者の場合は自宅専用ですが、一般的には外出先での作業や視聴など、様々な状況で安定した動作や時間効率が期待できます。

また、最新のiPad OSが利用できることもあり、利便性を実感しています。この高いパフォーマンスは、タブレット以上のモバイルデバイスとして、日常のあらゆるタスクにおいて快適さと効率性をもたらしており、iPad Air 第5世代は優れたパートナーとして日々の生活やタスクに役立っています。

筆者の使い方はYouTubeやNETFLIXなどの動画・音楽視聴、WEBサイトでの情報収集、ブログ運営、タスク管理など主にコンテンツ消費と簡単なアウトプット程度でたまに動画編集をするくらいです。

動画編集ではDavinci Resolveで簡単な編集をしますが、特に困ったことは経験していません。とても快適です。

やや高額ながら性能とのバランスが良好

iPad Air 第5世代(M1) 64GB Wi-Fiモデルは円安の中で価格が上昇していましたが、高い性能とのバランスという点で後悔のない選択でした。初代iPad Pro 9.7インチの買い替えを検討する中、M1チップ搭載のこのモデルがコストと性能の優れた組み合わせを提供してくれると期待しました。

長期間使用していた初代iPad ProがOSサポート終了と動作の低下に悩んでいたため、新しいデバイスの導入が必要でした。

iPad Proの選択肢があったものの、iPad Airが手頃な価格で入手できることから、このモデルを選びました。その結果、予想以上の高い性能を体験することができ、買い替えの決断が正しかったと実感しています。

M1チップのおかげでアプリの起動が迅速で、タスクの切り替えも滑らかです。64GBのストレージ容量も初代iPad Proの実際の使用状況を考慮し、必要最低限の容量で充分であると判断しました。これにより、高性能ながらもコストを抑え、使いやすさを確保できました。

iPad Air 第5世代 64GB Wi-Fiモデルはコストと性能のバランスが優れ、満足度の高い買い替えとなりました。

64GB・WiFiの最小構成とシンプルな使い方

iPad Air 第5世代(M1) 64GB Wi-Fiモデルを選ぶ際、64GBの小容量とシンプルな使い方に焦点を当てました。初代iPad Pro 9.7インチからの買い替えを考える中で、適切なストレージ容量と使い勝手の良さが重要だと感じ、このモデルを選択しました。

初代iPad Proは256GBモデルを利用していましたが、実際の使用容量は30数ギガバイト程度であり、過大な容量になっていました。そこで、64GBで十分な容量と判断しました。これにより、予算を節約しつつ必要なデータを効果的に管理できる利点があります。

64GBの小容量でもM1チップの高い性能を活かし、アプリの迅速な起動やタスクの切り替えが滑らかに行えます。シンプルな使い方が得意なiPad Airは、必要最低限のアプリやデータを持ち歩くにも最適です。データの整理やクラウドサービスの活用により、ストレージ容量の制約を感じさせず、軽量でスマートなデバイスとしての使い勝手を提供しています。

WiFi+セルラーモデルを選ばずにWiFIモデルにしたのは自宅専用と考えていたからです。外出用にiPad mini第5世代のセルラーモデルを所有していたので、このiPad Air第5世代を持って外出する機会がほとんどないという想定でした。この点でもコストの節約になりました。

これらの選択により、不必要なコストをかけずに64GBの容量で十分に快適なデバイスを手に入れ、シンプルで効率的な使い方が実現されました。iPad Air 第5世代(M1) 64GB Wi-Fiモデルは、ストレージ容量を最適化し、シンプルな生活をサポートする優れたタブレットです。

関連記事:iPad ストレージ容量の選び方:128GB・256GBがおすすめ

M1チップによるステージマネージャーの利便性

iPad Air 第5世代 64GB Wi-Fiモデルの魅力の一環として挙げられるのが、搭載されたM1チップによるステージマネージャーの利便性です。この機能は、外部モニターを活用する際に特に効果的で、ユーザーに新たな体験を提供しています。

M1チップの高い処理能力により、アプリの起動が速く、タスクの切り替えも滑らかです。しかし、その中でも特筆すべきはステージマネージャー機能の進化です。この機能により、外部モニターを利用する際に、やや制限があるもののアプリやウィンドウの配置を柔軟かつ効率的に管理できます。

具体的には、iPad Airを外部モニターに接続すると、複数(1画面最大4つまで)のアプリやウィンドウを同時に表示できます。これにより、複数の作業を同時に進めるマルチタスクが更に強化され、生産性が向上します。例えば、デザイン作業中にリサーチを行ったり、メールをチェックしたりといったシーンで非常に有用です。

また、外部モニターの利用により、より大きな画面でコンテンツを鑑賞したり、プレゼンテーションを行ったりすることも容易になります。特に仕事やクリエイティブな活動を行う際には、これらの機能が大いに役立ちます。

M1チップによるステージマネージャー機能は、iPad Air 第5世代の使い勝手を向上させています。外部モニターを利用する際の柔軟性や効率性は、ユーザーに新しい活用方法を提供し、クリエイティブな作業やビジネスタスクをより快適に進める手助けとなっています。

実際に筆者が27インチの4Kモニターでステージマネージャーをミラーリングではなく拡張機能で利用したところ柔軟性の高さに驚きました。Apple純正マウスやキーボードの挙動がもう少し改善されることを望みますが、高度な作業を行わないユーザーであればメインマシンにできるレベルと感じました。

マウスやキーボードの挙動の問題はサードパティ製のマウスやキーボードを使うことで幾分解消されたことを付け加えておきます。

Thunderboltと高音質を求めるならiPad Pro

iPad Proが備えるThunderboltポートと高音質性能は、特に音楽制作や高品質なメディアコンテンツの制作を追求するユーザーにとって魅力的な特長です。iPad Air 第5世代(M1) 64GB Wi-Fiモデルに比べ、iPad Proはより高度なパフォーマンスと多彩な接続オプションを備えています。

Thunderboltポートは、高速データ転送や外部デバイスの接続において優れた性能を発揮します。これにより、大容量のファイルを素早く取り扱ったり、外部ディスプレイや周辺機器を拡張したりすることが可能です。特にクリエイティブな作業やプロフェッショナルな用途において、これらの機能は効果的なツールとなります。

また、音楽制作や高音質な再生に興味があるユーザーにとっては、iPad Proの高品質なオーディオ機能が魅力です。Proモデルは高性能なスピーカーシステムを備え、更に外部デバイスを接続してのサウンド処理も向上しています。これにより、スタジオクオリティの音響環境での作業や、高解像度オーディオの鑑賞が可能になります。

ただし、これらの高度な機能は一部のユーザーにとってのみ重要であり、通常の日常使いや一般的なアプリ利用においては、iPad Air 第5世代も十分な性能を発揮します。iPad Proはより専門的なタスクや高度な需要に対応するために設計されています。

筆者はiPad Pro11インチも視野に入れていて、一番迷った点は"Thunderbolt"と"4スピーカー"の2点でした。結局コストを優先し、"iPad Air第5世代(M1)64GB Wi-Fiモデル"を選択しました。

iPad Air 第5世代の気になるポイント

iPad Air 第5世代 64GB Wi-Fiモデルは優れた性能を備えていますが、一部のポイントには注意が必要です。これらの点を理解し、ユーザーのニーズに合わせた選択を行うことが重要です。

気になるポイント

  • Thunderbolt未搭載
  • 120Hzリフレッシュレート未搭載
  • スピーカーシステムの差異(Proは4スピーカー)

Thunderbolt未搭載のためデータの転送速度や周辺機器の利用に制約があります。

120Hzリフレッシュレートは画面の動きの滑らかさに影響します。iPad Proだけが120Hzリフレッシュレートを搭載しています。

初代iPad Proが4スピーカーを搭載していたためこの点で差を感じていましたが、現在ではiPad Airの2スピーカーにすっかり慣れてしまいました。

iPad Proと迷っている場合はこの点を考慮しておく必要があります。筆者は今のところ不満はありませんが、予算が許せばProも選択肢に入ります。

まとめ

iPad Air第5世代。コスト優先で少し妥協して購入しましたが、買って良かったと思える1台です。

特別なこだわりが無ければほとんどのユーザーが満足できるでしょう!

ステージマネージャーを利用するならiPad Air12.9インチも検討の価値があります。

参考記事:iPad mini 7(A17 Pro)買うべき?第5・第6世代からの買い替えメリットを徹底比較

-iPad
-, ,