最近、長年使用してきたMacBook Pro 13(2016モデル/Intel Core i5)インチからMac mini(M2)の最もベーシックなモデルに乗り換えました。
乗り換えた背景にはいくつかの理由があります。
ひとことで言うと古くなったことと使い方がマッチしていないというのが要因です。
乗り換え理由も考慮して次のMacとして選んだのがMac mini(2023モデル/M2)です。購入先はApple直販の整備済み品です。
ノート型ではなくデスクトップを選んだ理由にはいくつかあります。
※クラムシェル=ノート型を画面を閉じたままでデスクトップとして使用すること
この記事では筆者の経験を通じてMac選びの情報を共有します。Macを選ぶ際の参考にしてください。
関連記事:Macのクラムシェルモード長時間使用に注意!過熱リスクと効果的な冷却方法
乗り換えた理由と目的
乗り換えに至った理由はすでに述べていますが、ここで詳しく説明します。
2016年秋にモデルチェンジがなされたMacBook Proを使用していました。CPUはIntel製Core i5とベーシックですが、メインメモリを16GB、ストレージを512GB、さらにUSキーボードにカスタムして購入したモデルです。
当時としてはまずまずハイスペックのモデルで軽快な動作で満足していました。Core i7にしなかったのは過去にCore i7のMacBook Airを使っていたのですが、負荷がかかるとファンが爆音になるので、その経験からCore i7へのアップグレードはやめました。
このMacBook Proを6年ほど使ったのですが、2022年のVenturaへのアップデート対象外となったことや負荷のかかる画像や動画の編集で動作が遅くなるなどの理由で乗り換えを検討していました。
これ以外にも液晶画面の不具合があり、画面下のちょうどアプリのアイコンが並ぶドックに黒い帯がかかり、ほとんどアイコンが見えないという状態でした。外部モニターを使っていると気にならないですが、本体に異常があるというのは気になるものです。
さらにバッテリーの劣化も進んでいたことも背景にあります。過去に1回バッテリー交換しており、このタイミングでバッテリー交換に費用を使うのは得策ではないという判断もありました。
そして、次のマシンを何にするのか?という点では大変悩ましかったのです。
長年ノート型のMacをメインに使用してきましたが、持ち運ぶこともなくなり、自宅で外部モニターを使用していたことから、コストパフォーマンス重視でデスクトップ型、つまりMac miniでいいのではないかと思うようになりました。
実際にデスク以外ではiPadを使用していることもその要因です。画面の小ささを克服できればiPhoneでもいいわけですからデスクではデスクトップ型、デスク以外ではiPadやiPhoneという使い方で良いと判断しました。
参考記事:MacBook Proのバッテリー膨張で修理!費用と手順・期間について解説
購入機種とスペック
購入機種について共有します。
機種:Mac mini(2023年M2モデル)
メインメモリ:8GB
ストレージ:256GB
最も安価でベーシックなモデルを選びました。
SoCがM2となったこと、最近は動画や画像編集をほとんどやらなくなったことでメインメモリは8GBのままにしました。
ストレージは最近ではiCloudや外付けSSDを多用することになったため、こちらも標準の256GBにしました。こうすることで次の買い替えもストレージを最小構成を選ぶことでコストを抑えようというものです。
インターフェースはUSB-C(Thunderbolt)が2つ、USB-Aが2つ、HDMIが1つ、音声出力(ミニジャック)が1つで十分揃っています。
キーボードとマウスはすでに使用しているApple純正を流用しました。
購入場所と方法
購入場所はAppleのネット直販でクレカ払いです。しかも整備済品という返品されたものを整備して再販しているものです。保証も新品と同じく1年の保証が付きます。
信頼の直販を選んだわけです。
価格も新品と比べると約15%ほど安く購入することができます。私が購入したスペックで新品だと税込で84,800円のところ整備済品だと71,800円でした。価格にして13,000円安かったのです。
今回は「楽天リーベイツ」経由で購入しました。楽天ユーザーなら「楽天リーベイツ」を経由してApple直販でポイントがもらえます。通常は1%ですが時期によっては3%や5%になることもありますから、時期を見て購入タイミングを探るのも良いでしょう。
本体の外観は新品同様です。外装や必要なパーツは交換されていますから見た目上の問題は全くありません。
唯一新品と異なるのは化粧箱くらいです。整備済み品は新品とは異なる化粧箱で箱の上面に製品名が書かれているだけのシンプルな構成です。
新品を購入した場合は箱の上面に製品の画像は配されています。
なお、整備済み品でも加入できるAppleの延長保証であるApple Care+(アップルケア・プラス)には加入しませんでした。理由は別の記事で解説していますの詳しくは以下リンク先の記事をご覧ください。
関連記事:Apple歴20年以上の私が"AppleCare+"に加入しない理由
参考記事:iPadはApple整備済製品・中古品など型落ちが十分使えます!
使用感
肝心な使用感はどうかというと、全く何の違和感もありません。
負荷のかかる作業はほとんどしていませんが、動作が俊敏であることを痛感しています。
最新のOSで最新の機能が使えて俊敏な動作でとても満足しています。当たり前のことなのですが、今まで使用していたMcBook ProがMonterey止まりだったので最新の機能には程遠かったのです。
特に最新のOSは設定の仕様が他のiOSやiPadOSと共通している点が多くとても扱いやすくなっています。
Mac miniはデスクトップ型なのでインターフェースが充実しています。MacBook Proのように別にドックを用意する必要がない点がメリットです。
一言でいうと動作に不満もストレスもありません。
所有しているApple製品
ここで筆者が所有するApple製品について紹介します。同じ系統のOSを利用することでシームレスに作業を行うことが利点です。
特にiCloudストレージを多用するので同一系統のOSは重宝します。
ここで挙げたApple製品のうちiPad Pro9.7(第1世代)は2023年9月にはOSサポートから外れる予定です。動きも緩慢なところが出てきたのでそろそろ買い替え時期と考えています。
参考記事:M1チップ搭載のiPad Air 第5世代に魅了された!驚きのアップグレード
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良かった点と気になること
Mac miniの良かった点
整備済み製品とはいえさすがに最新のMacですから動作面で不満というものはありません。
最小構成で購入しましたが性能面での不満もありません。プロでもなく持ち運ばないならベストな選択と言えます。
より動画や画像処理など高性能を求めるならメインメモリやストレージの強化が望まれます。
Mac miniの気になるところ
気になる点はありますが、機能や性能に関するものではありません。
唯一残念だったのはパワーデリバリー非対応の点です。デスクトップであることを考えると仕方ないのですがコンパクトな筐体を活かせれば使用環境も柔軟に対応できるでしょう。
まとめ
Mac mini(M2)について説明してきました。
誰にでもお勧めできる機種ではありませんが、使用環境によっては有効に活用できるでしょう。
筆者の場合はiPadを2台利用していることや作業場所が固定されていることから有効に使用できています。
性能、使用環境、価格のバランスを考慮しつつ無駄なく機種を検討することが重要です。
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