iPhoneおすすめ機種を比較!最新16・16e・15まで!

この記事ではiPhoneシリーズの比較やおすすめ機種の選び方について説明します。

iPhoneシリーズには最新機種のiPhone17シリーズの3機種とAir、iPhone 16eに加え前モデルのiPhone16シリーズがあります。"こだわりのない普段使い"なのか、それとも"カメラ・写真撮影やゲームにこだわるのかなど、目的や予算に合わせてサイズ・重量など手に持った時の感触もポイントに選びます。

使い方・目的別おすすめシリーズ別iPhone
使い方・目的iPhone機種参考
写真・ビデオ撮影をするが特別なこだわりが無いiPhone16、iPhone16eコスト追求なら16eがおすすめ
全方位で楽しみたいiPhone17シリーズRAWやLog撮影非対応だがマクロ撮影可能
写真・ビデオ撮影にこだわりはないがより高性能が必要iPhone Air最新Proチップ採用
写真やビデオ撮影に徹底してこだわりたいiPhone17 Proシリーズ写真・ビデオ撮影ならこれ一択

現行のiPhoneはすべて顔認証(Face ID)になります。指紋認証を使いたい場合は"iPhone SE(第3世代)"しか選択肢がありませんが、今となってはショップの在庫や中古品を探すしか有りません。

特にこだわりがなければ無印17がおすすめです。16も併売されていますが通常の6.1インチモデルはストレージ128GBしか無いため256GBを使いたい場合は6.7インチのPlusモデルしか選択肢がありません。

特別なこだわりが無ければ無印17の256GBがおすすめです。

また、17全シリーズとAirモデルからSIMカードスロットが無くなり全モデルeSIMとなりました。物理SIMカードを使用している機種からの機種変更時には注意が必要です。

参考記事→eSIMクイック転送:iPhone利用者にとっての実用的なメリットと使い方解説

参考記事→iPhoneのクイックスタート機種変更・データ移行手順と注意点!

iPhoneおすすめ機種の比較と選び方

ここで簡単に比較をしていきます。

画面サイズは視認性や情報量に影響します。同時に本体のサイズが変わると手に持った時の感触や操作感に影響します。

画面が大きいほど見やすくなりますが、片手操作が難しくなります。現行モデルでは6.1インチ(16、16e)、6.3インチ(Pro、無印)、6.5インチ(Air)、6.7インチ(無印Plus)、6.9インチ(Pro Max)の4サイズです。

重量は機種選択の最重要項目になりにくいですが、使用環境によっては検討が必要です。サイズと重量はセットで検討します。"デカい・重たい"を避けたいなら"Pro(MAX)シリーズ"と"Plus"シリーズは選択肢に入りません。特に最新のPro17シリーズは6.3インチ、6.9インチと大きく、重いので慎重に検討しましょう。

バッテリー持続時間(ビデオ再生/ストリーミング)
機種17 ProMAX17 ProAir1716 Plus1616e
ビデオ再生(ストリーミング)35時間30時間22時間27時間24時間18時間21時間

バッテリーの持ちは重要です。操作している時間が長いと消耗が早くなります。1日の操作時間が長いユーザーは最新のiPhone17シリーズを選択するでしょう。Pro MAXまたは無印17を選ぶとバッテリー持続時間がさらに長くなります。

重量は以下の表を参考にしてください。200gを超えるとずっしり重いと感じるでしょう。筆者はiPhone15を使用していますが、ギリギリ許容範囲と感じています。

最も軽いのが165gのiPhone AIrです。ただし、6.1インチのiPhone16または17と比べてもわずか数グラム〜10グラムなので誤差の範囲です。

6.1インチの3機種のうちiPhone 16eだけ画面の解像度が異なります。ただしppiはどの機種も同じなので差を感じることはないでしょう。

画面サイズ・解像度と重量
機種画面サイズ解像度ppi最大輝度(標準)重量
17 ProMAX6.9インチ2,868×1,320ピクセル460ppi1,000ニト233g
17 Pro6.3インチ2,622×1,206ピクセル206g
Air6.5インチ2,736×1,260ピクセル165g
176.3インチ2,622×1,206ピクセル177g
16 Plus6.7インチ2,796×1,290ピクセル199g
166.1インチ2,556×1,179ピクセル170g
16e2,532×1,170ピクセル800ニト167g
カメラ機能・性能比較
特性Air,16,e↔︎17↔︎Pro
カメラ機能・性能↔︎↔︎極高

カメラ性能は写真やビデオ撮影へのこだわりレベルに合わせて選びます。iPhone Proシリーズのカメラ性能は極めて高いですが、撮影のデータサイズが大きくなりますので、ストレージ容量はできるだけ大きなものを選びましょう。

無印シリーズでもカメラの性能は必要にして十分です。Proシリーズと比べると望遠レンズが無いという点が異なります。
また無印17でも空間写真、空間ビデオ、マクロ撮影が可能でありProシリーズに迫る機能を有しています。

ストレージ容量は余裕があれば困ることはありません。特に動画撮影をたくさん撮りたい、アプリをたくさん使うユーザーはできるだけ大きいストレージ容量を選びましょう。17 Pro MAXは最大2TB、17 Proは最大1TB、無印17なら最大512GBのストレージが選べます。逆に写真や動画撮影が少ない、iCloudなどのクラウドサービスを優先的に利用するするユーザーは128GBあれば十分ですが、128GBモデルは16 Plus、無印16、16eの3モデルのみ用意されています。

参考記事→iPhone,iPadの容量確認と減った時のおすすめ対策

参考記事→iPhone、iPadの買い替え時、機種変更はいつ?

選択のポイント

カメラ

iPhoneのカメラ性能は機種ごとの格差が微妙なので必要性がどこまであるかを検討する必要があります。

特段のこだわりがなければ選択のポイントにする必要はありません。

iPhone16,17は2眼レンズで広角、超広角撮影が可能です。16,17は2倍の光学ズームが可能です。無印16以降では2眼カメラの配置が縦に変更されています。これにより空間写真と空間ビデオの撮影が可能になりました。

さらにiPhone17Proシリーズは3眼で望遠レンズが備わり、iPhoneシリーズでは最高峰という位置づけです。光学ズームは8倍相当まで対応。

カメラ性能は写真・ビデオ撮影のこだわりレベルに応じて選択しましょう。カメラの性能比較は以下のリンク記事で参照してください。

参考記事→Sony ミラーレス一眼 α7CⅡ 購入して良かったこと気になること

画面サイズと重量

画面サイズは視認性に影響しますから選択のポイントとしてはとても重要です。

画面サイズが大きくなるに従って解像度が向上し、画面内の情報量が増えます。

画素密度(ppi)については差がなく気にする必要はありません。

iPhone12以降のモデルは有機LEDを採用しており発色が綺麗なのと最新機種では輝度が向上していることも特徴です。

画面が大きいことは視認性の点で有利ですが、スマートフォンは手に持つことが多いため重量との関係はとても大切です。重量との関係を表にまとめましたので参考にしてください。

画面サイズ・解像度と重量
機種画面サイズ解像度ppi最大輝度(標準)重量
17 ProMAX6.9インチ2,868×1,320ピクセル460ppi1,000ニト233g
17 Pro6.3インチ2,622×1,206ピクセル206g
Air6.5インチ2,736×1,260ピクセル165g
176.3インチ2,622×1,206ピクセル177g
16 Plus6.7インチ2,796×1,290ピクセル199g
166.1インチ2,556×1,179ピクセル170g
16e2,532×1,170ピクセル800ニト167g

ストレージ容量

ストレージ容量はiPhone本体に保存できるデータ量のことです。

ストレージ容量は出来るだけ多いものを選ぶことをお勧めします。その理由は後から追加できないからです。iCloudにでデータを保存することは可能ですが、使い勝手が悪くなるという点は理解しておくべきです。

アプリをたくさん使う人、写真や動画をそこそこ撮影する人は256GBがオススメです。さらに写真や動画撮影が目的という人は512GB、Proなら1TB、Pro MAXなら2TBということになります。

あとは予算と相談して決定します。筆者は写真撮影と動画を頻繁に撮影することはありませんがが128GBを選択しています。iCloud写真で最適化してストレージを節約して容量の半分を消費しています.

参考記事→iPhone のストレージ容量の選び方、どれくらい必要か?

参考記事→iPhoneとiPadのシステムデータ問題解決:|ストレージ最適化テクニック

バッテリー

バッテリーの持続時間はとても重要です。バッテリーの容量は本体のサイズが大きい方が容量の大きいものを搭載できます。

また、モデルチェンジを重ねるたびにバッテリーの持続時間が改善されています。そのためバッテリーの持続時間を重視する場合はできるだけ最新かつサイズの大きい機種を選びます。

機種ごとのバッテリーの持続時間をまとめました。

iPhone15以降のモデルはバッテリーの寿命が向上していますので最大容量の減りを過度に気にすることもありません。

バッテリー持続時間
機種ビデオ再生ビデオ再生
ストリーミング
17 ProMAX39時間35時間
17 Pro33時間30時間
Air27時間22時間
1730時間27時間
16 Plus27時間24時間
1622時間18時間
16e26時間21時間

関連記事→iPhoneのバッテリー最大容量の減りが早い原因と対策7項目!

iPhoneイメージ

iPhoneシリーズの価格

iPhoneの価格
機種128GB256GB512GB1TB2TB
17 ProMAX194,800円229,800円264,800円329,800円
17 Pro179,800円214,800円249,800円
Air159,800円194,800円229.800円
17129,800円164,800円
16 Plus129,800円144,800円
16114,800円
16e99,800円114,800円149,800円

価格の幅は99,800円から最高額329,800円です。Proシリーズは256GB以上、Pro以外はヘビーユーザーでも無い限り128GBまたは256GBが起点になるでしょう。

コストパフォーマンスの点で無印17の256GBがオススメです。

AppleCare+(アップルケアプラス・延長保証)の必要性

iPhone購入時にAppleの延長保証である"AppleCare+"(アップルケア・プラス)の加入を検討するユーザーは多いと思います。

"AppleCare+"については不要と考えていますがユーザーの特性によって加入検討の必要性が変わります。

まず、今まで10年以上iPhoneを使ってきた中で故障は一度もありません。落下による損傷は一度だけありますが、打痕程度で致命的ではなかったので修理はしていません。また、機能に影響しない損傷は保証対象外です。

AppleCare+(アップルケアプラス・有料の延長保証)の場合、バッテリー交換時に無償修理のメリットがありますが、バッテリー最大容量80%未満という条件付きです。一般的なユーザーが最大容量80%未満になるには2年以上の時間がかかります。そのため普通にバッテリー交換料金を支払った方が費用は安く済みます。(後段の価格表を参照)

"AppleCare+"は保証期間が延長されるだけでなく、過失による損傷が割安で修理できたりテクニカルサポートを受けるというメリットがあります。トラブルやわからないことが起きた時に自己解決できる自信のないユーザーは保険加入を検討すると良いでしょう。

以下はApleCare+の料金です。月払いは解約しない限り自動的に更新されます。2年間のコストとバッテリー交換費用を比べるとメリットが無いことがわかります。画面割れはケースや保護ガラスでリスクを減らせるので荒っぽい使い方をしなければ特に気にする必要はありません。

iPhoneのAppleCare+の料金
iPhone:2年間の"AppleCare+"料金(税込)
iPhone16e19,800円(月払い980円)
iPhone17
iPhone16
23,800円(月払い1,180円)
iPhone16Plus28,800円(月払い1,380円)
iPhone Air,17 Pro(Max)31,800円(月払い1,580円)
iPhoneのAppleCare+の料金(盗難・紛失プラン)
盗難・紛失プラン/iPhone:2年間の"AppleCare+"料金(税込)
iPhone16e22,800円(月払い1,140円)
iPhone17
iPhone 16
26,800円(月払い1,340円)
iPhone16Plus31,800円(月払い1,540円)
iPhone Air,17 Pro(Max)34,800円(月払い1,740円)

iPhoneのバッテリー交換費用(保証切れ、有償の場合)
iPhoneのバッテリー交換費用
iPhone 17、16e、16(Plus)15,800円
iPhone Air、17Pro(Max)19,400円

参考記事:Apple歴20年以上の私が"AppleCare+"に加入しない理由

保険に入るなら"モバイル保険"がおすすめ!

筆者はAppleCare+(延長保証)不要派ですが、"モバイル保険"ならコストパフォーマンスが高いので加入の価値があると考えています。

詳細は別の記事に譲りますが、さくら少額短期保険の"モバイル保険"なら月額700円で1契約3台まで、スマホだけでなく、MacやPC、ワイヤレスイヤフォン、スマートウォッチ、ゲーム機など幅広い範囲が対象になります。

参考記事;Apple歴20年以上の私が"AppleCare+"に加入しない理由

複数のモバイル端末を所有していれば損傷リスクを感じることもあるでしょう。特にスマートフォンやワイヤレスイヤフォン、スマートウォッチは持ち歩く頻度が高いので損傷リスクが高まります。

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iPhone機種選びのまとめ

iPhone選びのポイントについて概要を説明しました。

画面サイズ、カメラ、バッテリー、重量が基礎的な選択ポイントになります。

冒頭でも触れましたが、機能・性能だけでなく手に持った時の感触がとても大切です。

このことに加えて求めている機能・性能を加味して検討してください。

私の場合は「重たい、デカい」を避けたいという理由に加えて「安い」ということでで2020年にiPhone SE(第2世代)を購入し2021年11月下旬までメインのスマホとして使用していました。

カメラ性能は求めていなかったので、人物を対象にポートレートモードを利用する程度で満足していました。画面サイズは小さいですが、iPadを併用していることもあり特に不満はありませんでした。

その後、iPhone13miniを経て現在はiPhone15の128GBを購入しメイン機にしています。慣れとは凄いもので6.1インチのiPhoneにすっかり慣れてしまいました。

参考記事:"iPhoneアラームが勝手に鳴る?原因と即効の解消法"

参考記事:iPhoneを手に入れる賢い方法とコスト抑制のテクニック

参考記事:iPhoneのクイックスタート、SIMの入れ替えはいつやる?

参考記事:iCloudの一時利用で機種変更時のバックアップ容量不足を無料で対策 

参考記事:iCloud写真とは?利用と注意点/大切な写真を削除しないために

参考記事:iPhone初期化のやり方や注意点|売却や下取り前に必ずやっておこう!

参考記事:iPhoneのデータ通信量を節約するための設定を紹介

参考記事:iPhoneの機種変更の手順と注意点 モバイルSuicaとLINEに注意!

<ガジェットブログ:Tangerine>


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